大手ハウスメーカー全社の断熱性能(UA値)比較ランキング【2019】

冬暖かく夏涼しい家にするために重要な断熱性能は、外皮平均熱貫流率(UA 値)を調べれば簡易的に比較できます。ここでは、注文住宅の大手ハウスメーカー(年間3千戸以上販売している全 13 社)を対象に UA 値をランキング形式で紹介します。UA 値はすべて公式サイトやプレスリリースで確認した情報です。数値を公表していない会社はランキング対象外として解説しています。

なお、部位平均の断熱性能(UA 値)がいくら良くても、断熱材のバランスが悪かったり、気密性能が低かったりしては意味がありません。そのため、各部位の断熱仕様が公開されている場合は、断熱等性能等級4 の温暖地仕様基準(参考 PDF)と比較してどれだけ高いか低いかを示しました。また、各社の気密性能(C値:相当隙間面積)にも簡単に触れています。

ランキングは以下のとおりです。

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高断熱で何が変わるか

ランキングの詳細に入る前に、高断熱住宅の住人として、断熱性能が高いとどのような違いがあるのかを簡単に紹介いたします。

断熱性能が高いとどうなるかというと、まず、断熱性能が高ければ高いほど、住宅内の温度差が小さくなります。足元と頭の高さで温度差が小さいと足が冷えないので、冷え性の症状が改善します。また、1F と 2F の温度差や部屋間の温度差が小さいということは寒い部屋がなくなるということなので、部屋間の移動が苦にならなくなります。室内の最低温度が上がることで、風呂やトイレで寒い思いをすることがなくなるだけでなく、ヒートショックで死亡するリスクも減ります。

高断熱住宅ではまた、暖冷房の効きもよくなるため、一定の断熱性能を超えると、部屋ごとにエアコンを設置する必要もなくなり、少数のエアコンで家中を暖房できるようになります。

さらに家中を「連続暖房」すると、温度差はさらに小さくなり、床などの温度も上がるため、床暖房の必要性を感じないほど快適に過ごすことができます(理由の詳細)。

ちなみに、国の省エネ基準値は、寒冷地では連続暖房を想定しているのに対し、温暖地では従来どおり間欠暖房で生活することを前提として設定されています。温暖地でも実は連続暖房のほうがずっと快適になるのですが、全館で連続暖房する場合、暖房費は断熱性能(Q 値)に比例します。

このため、省エネ基準を満たすくらいの断熱性能の住宅で全館連続暖房を実践すると、省エネではなく「増エネ」になってしまうという問題があります。温暖地において、少数のエアコンを連続運転する生活を送りながらも省エネを実現しようとすると、国の省エネ基準(最高等級)を大幅に上回る断熱性能が必要なのです。

断熱性能が高いほど維持費用はかからなくなりますが、そんな高い断熱性能を実現するには初期費用が高くつきます。しかし、その追加費用は、住宅会社や工法の選択によって抑えることもできます。

高断熱住宅のメリットは冬だけでなく、日射の侵入に注意すれば夏も安く快適に過ごすことができます。

当サイトでは、このような住宅を実現するための手がかりとなる情報を多数提供しています。高断熱住宅や断熱性能などについて理解を深めたい方は、以下のページなどをご覧ください。

断熱性能はどこまで求めるべきか(Q値とUA値)
高気密・高断熱住宅に関するまとめ(記事紹介)

UA 値ランキング

それではランキングに入りますが、以下はこのランキングの注意事項です。

  • 関東(温暖地)の2階建て住宅のモデル仕様でのUA値を対象としました。
  • 工法ごとに数値が異なる場合は、最高の商品タイプの基本仕様(非ZEH仕様)を対象としました。一般的な仕様とは異なることも多いのでご注意ください。
  • 会社公表の UA 値は美化されているので割り引いて見てください(参考記事)。

第1位:一条工務店

UA=0.28(i-シリーズII)

「家は性能」の一条工務店。外壁に内外ダブルの発泡系断熱材を採用し、窓には樹脂サッシのトリプルガラスを標準採用しているだけあり、他を圧倒する断熱性能を実現しています。ツーバイシックス工法に準じた i シリーズが特に高断熱ですが、他のモデルも十分に高断熱と言えます。また、気密性能を表す C 値(小さいほど良い)も実測平均値が 0.6 を切っており、高レベルです。2017 年度の ZEH 実績は 72%(北海道を除く)で、太陽光発電も導入するケースが多いようです。

熱交換型のダクト式第一種換気システム、全館床暖房の仕様が一般的で、そこまでやるかというほど設備にお金がかかる仕様になっていますが、その割にはコストパフォーマンスは高くなっています。

各部位の熱抵抗 R 値 [㎡・K/W] (高いほど良い)は以下のとおりです。

窓:1.3(省エネ建材等級 4 レベル(0.43)の約 3 倍
壁:9.5(断熱等性能等級 4 レベル(2.3)の約 4 倍
天井:11.7(断熱等性能等級 4 レベル(4.0)の約 3 倍
床:7.0(断熱等性能等級 4 レベル(2.0)の 3.5 倍

詳しくは次の記事で紹介しています。

一条工務店の耐震性・断熱性・気密性の評価と特長

第2位:アイフルホーム

UA=0.30(セシボ極)

ローコスト住宅を供給している LIXIL 住宅研究所のアイフルホーム。木造軸組工法のフランチャイズですが、2017年8月に発表されたこの最上位モデルでは一条工務店に近いレベルの高断熱・高気密住宅をより低価格で販売しています。構造用面材と断熱材を一体化したパネルを採用することで高い耐震性と断熱性を実現しており、制震装置も搭載しているようです。同時に発表された「セシボ零」(UA=0.44)でも仕様しだいで高い性能を確保できるため、価格を考えるとセシボ零がメインで売りたい商品だと思われます。どちらにしても、C 値は 2015 年度実物件測定平均で 0.61 とのことなので、日本の大手では最高レベルです。

ダクトレスの熱交換型換気を採用できます。

セシボ極の各部位の熱抵抗 R 値 [㎡・K/W] は以下のとおりです。メイン商品のセシボ零では窓のグレードが下がり、壁の R 値も3.5 程度となります。

窓:1.3(省エネ建材等級 4 レベル(0.43)の約 3 倍
壁:5.8(断熱等性能等級 4 レベル(2.2)の約 3 倍
天井:3.5(断熱等性能等級 4 レベル(4.0)の -13%
床:不明

詳しくは次の記事で紹介しています。

アイフルホームの耐震性・断熱性・気密性の評価と特長

第3位:三井ホーム

UA=0.43(標準仕様)

ツーバイ工法を代表する三井ホーム。わが家はここで建てました。ツーバイシックス工法(プレミアム・モノコック)が標準になったため、壁の断熱材に厚みがあり、外断熱がなくても他のハウスメーカーより少し高い断熱性能になっています。ただ、屋根の断熱性能が標準ではやや劣る点が残念です。2017 年度の ZEH の実績は、北海道を除いて 10% と、やる気が感じられません(個人的にも ZEH には懐疑的です)。

熱交換型第一種換気、冷暖房に除加湿と空気清浄を含む全館空調システムを売りとしていますが、費用はかかるので採用しないことも可能です。

追記:新たにエアコン 1 台による安価な全館空調システムが採用できるようになりました。この「スマートブリーズワン」の詳細はこちらの記事で紹介しています。

参考 ツーバイシックス工法のまとめ

窓を樹脂サッシやトリプルガラスにグレードアップすればより高断熱な住宅にすることもできます。C 値を測っていないのが残念ですが、気密性能を確保しやすい工法のため、1.5 を切る程度は期待できそうです。

各部位の熱抵抗 R 値 [㎡・K/W] は以下のとおりです。

窓:0.4(省エネ建材等級 4 レベル(0.43)相当)
壁:3.7(断熱等性能等級 4 レベル(2.3)の約 1.6 倍
屋根:3.7(断熱等性能等級 4 レベル(4.6)の -20%
床:2.2(断熱等性能等級 4 レベル(2.0)の約 1.1 倍

詳しくは次の記事で紹介しています。

三井ホームの耐震性・断熱性・気密性の評価と特長

第3位:住友林業

UA=0.43(全工法共通の推奨仕様。提案仕様の樹脂サッシにすると 0.42)

在来木軸工法を代表する住友林業。最近は断熱仕様を上げており、以前のランキングより順位を上げています。ただし外皮面積に占める割合が大きい壁の断熱性能はそれほど高くありません。また、気密性能については測定しておらず、気密に対する意識が低いことが残念です(工法によって 2~5 程度でしょうか)。

各部位の熱抵抗 R 値 [㎡・K/W] は以下のとおりです。

窓:0.4(省エネ建材等級 4 レベル(0.43)相当)
壁:2.6(断熱等性能等級 4 レベル(2.2)の約 1.2 倍
天井:5.8(断熱等性能等級 4 レベル(4.0)の約 1.5 倍
床:3.6(断熱等性能等級 4 レベル(2.2)の約 1.6 倍

第5位:セキスイハイム

UA=0.46(木質系グランツーユー)

積水化学工業のセキスイハイムには鉄骨系と木質系があり、断熱性能では木質系が勝っています(鉄骨の UA 値は 0.60)。木質系の中でもグランツーユーはツーバイシックスなので、三井ホームと同様に高い断熱性があります。窓をグレードアップすればより高断熱な住宅にすることもできます。また、C 値を測定しており、1.0 を切るレベルを実現しています(鉄骨は 2.0 未満ですが、鉄骨としては最高クラスです)。2017 年度の ZEH 実績は 50%(北海道を除く)と高めです。

ダクト式の熱交換型第一種換気を採用しています。

各部位の熱抵抗 R 値 [㎡・K/W] は以下のとおりです。部位ごとに見るとすべて三井ホーム以上なので、公表のモデル値と実際の差が小さく、実際は三井ホーム以上に高断熱になることが推測されます。

窓:0.4(省エネ建材等級 4 レベル(0.43)相当)
壁:3.7(断熱等性能等級 4 レベル(2.3)の約 1.6 倍
天井:5.3(断熱等性能等級 4 レベル(4.0)の約 1.3 倍
床:3.7(断熱等性能等級 4 レベル(2.0)の約 1.9 倍

詳しくは次の記事で紹介しています。

グランツーユーの耐震性・断熱性・気密性の評価と特長

第6位:ミサワホーム

UA=0.54(木質系標準仕様)

トヨタホームの子会社となったミサワホームは鉄骨系と木質系に分かれており、木質系は鉄骨系よりも高断熱にすることができます。参考までに、木質系の高断熱仕様は UA=0.43、鉄骨系標準仕様は UA=0.66、子会社 MJ Wood (木造軸組工法)の高断熱仕様は UA=0.62 です。 気密性能については測定しておらず、工法からしてもあまり期待できません(5.0以下?)。

各部位の熱抵抗 R 値 [㎡・K/W] は以下のとおりです。窓については、AZサッシというサーモスXのような高性能アルミ樹脂複合サッシがあるようです。

窓:?(省エネ建材等級 4 レベル(0.43)以上?)
壁:2.0(断熱等性能等級 4 レベル(2.3)の -13%
天井:5.3(断熱等性能等級 4 レベル(4.0)の約 1.3 倍
床:2.0(断熱等性能等級 4 レベル(2.0)相当)

第7位:ダイワハウス

UA=0.55 (xevo Σ Grande)

UA 値はハイクラスプラス断熱仕様での数値しか確認できませんでした。標準の断熱仕様はこれより 2 段階下がることになるため、標準の断熱性能はあまり期待できません。近年は木造住宅も扱っており、木造は低価格ですが断熱性能と気密性能に関しては鉄骨より高いレベルが期待できます。どちらにしても気密性能については測定しておらず、高い気密性能は期待できません(木造は2前後?、鉄骨は2~5?) 。

第8位:トヨタホーム

UA=0.60(ESPACiO)

2015年11月のリニューアルにより標準仕様の断熱性能が向上しました。ちなみに、シンセシリーズ(鉄骨ラーメン構造)の UA 値は 0.70 です。気密性能については、鉄骨系にしては珍しく公開しており、モデルプラン平均の C 値は 2.8 だそうです。この数値は微妙ですが、鉄骨にしてはセキスイハイムに次いで高気密と考えてよいと思います。

ランキング対象外

以下は、公開情報が不足しているために評価対象外とした大手ハウスメーカーです。どこも ZEH に対応可能(=UA 値 0.6 以下も可能)なので、すべて 8 位のトヨタホームに劣るわけではないことにご注意ください。

積水ハウス

UA≦ 0.60?

日本最大のハウスメーカー。UA 値は見つかりませんでしたが、2017 年度戸建住宅の 76% で ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略で「ゼッチ」と読みます)をクリアしているため、概ね UA 値 0.6 以下の断熱性能があるようです。材質から考えて、木造のシャーウッドのほうが鉄骨よりも断熱性能を確保しやすいでしょう。シャーウッドでは、グリーンファーストゼロのハイグレード断熱仕様で Q値 1.9 をクリアしているそうです。気密性能については測定しておらず、工法からしてもあまり期待できません(シャーウッドは 2 前後?、鉄骨は 5.0 以下?)。

詳しくは次の記事で紹介しています。

シャーウッドの耐震性・断熱性・気密性の評価と特長

へーベルハウス

UA≦0.60

2017年5月から「ヘーベルシェルタードダブル断熱構法」が標準仕様となり、ほとんどの商品で ZEH の要件を満たす UA 値を確保できるようになったようです。鉄骨にしては健闘しています。気密性能については測定しておらず、工法からしてもあまり期待できません(5.0 以下?) 。

パナソニックホームズ(旧パナホーム)

UA≦0.60(NEW『CASART』)

2015年のリニューアルで主力商品の標準仕様の断熱性能が向上しました。標準仕様で ZEH レベルに対応しているそうです。気密性能については測定しておらず、工法からしてもあまり期待できません(5.0 以下?) 。

タマホーム

UA≦0.87

木造軸組工法のローコスト住宅大手のタマホーム。UA 値の情報は見つかりませんでしたが、H25 省エネ基準は標準でクリアするそうなので、上記の UA 値になります。大安心の家PREMIUMでは高い断熱性能が期待できますが、価格も高く、標準仕様とはかけ離れています。断熱仕様の選択肢が多く、トリプルガラスや高断熱サッシ、吹付けウレタンフォーム断熱などを採用すればかなりの高断熱に対応できるものと思われます。気密性能についての情報は見つかりませんでしたが、吹付けウレタンフォーム断熱ではそれなりに高い気密性が期待できそうです。

桧家住宅

桧家グループのパパまるハウスと併せると年間 3 千戸以上を販売しているため、今回は桧家住宅の項目を追加しました。UA 値の具体的情報は見つかりませんでしたが、ZEH 仕様基準には容易に対応でき、HEAT20 G2レベルにもオプションで対応できるとのことです。

ZEH 仕様の各部位の熱抵抗 R 値 [㎡・K/W] は以下のとおりです。

窓:?(樹脂サッシペアガラスのため、省エネ建材等級 4 レベル(0.43)以上)
壁:2.2(断熱等性能等級 4 レベル(2.2)相当)
屋根:4.7(断熱等性能等級 4 レベル(4.6)相当)

その他の大手ハウスメーカー

「スウェーデンハウスやエスバイエルがない!」などと不思議に思われるかもしれませんが、それはこのランキングが年間3千戸以上を販売しているハウスメーカーに限定しているためです。

その他の高断熱な大手ハウスメーカーについては「高断熱・高気密に対応するハウスメーカー等のQ値、UA値、C値の一覧」という記事に掲載されている可能性があります(少し古い情報かもしれません)。

総評

ZEH 支援事業の開始以降、これまで断熱性能が高くなかったハウスメーカーも UA≦0.60 を目指すようになったようです。このレベルでは、関東でもはっきりと快適さを実感することができます。高性能化は良い傾向ですし、今後はトリプルガラスや樹脂サッシの普及・低価格化が見込まれるため、ますますの高断熱化が期待できます。最も断熱性能を上げやすい箇所である窓の選択肢はどこも増えています。

ZEH を上回る HEAT20 のレベルでは、トータルコストを下げつつ、全館暖房でより快適な生活が可能になります。しかし大手ハウスメーカー標準の断熱仕様はそれほど高くないため、このレベルを目指すとなるとアップグレードで非常に高価になる恐れがあります。

特に鉄骨造では構造材料自体が熱を通しやすいため、同じ断熱レベルを実現するために必要な断熱コストは木造よりも高くつきます。防火地域でなければ木造で、標準仕様で高断熱に対応しているハウスメーカーを選ぶほうが望ましいでしょう。

また、気密性能については ZEH などの要件になっていないため、多くのハウスメーカーの意識が低く、世界的に見て低レベルなままです。どれほど UA 値が低くても、すき間風が入るようでは足元に冷たい空気が漂いやすくなるため、今後の改善が期待されます。特に現行の省エネ基準の気密仕様は住宅の耐久性にも大きく影響するため(参考)、必ずクリアしたいところです。

高断熱・高気密を共に重視するなら、上位の数社やスウェーデンハウスなどに限定するか、新住協パッシブハウス・ジャパンに加入しているような専門の住宅会社・建築事務所などで建てるのが確実です。上記ハウスメーカーより低コストで高性能な住宅を建てられるところはいくらでもあります。

住宅選びに失敗したくない方は、当サイト推薦図書や各記事をご覧ください。

参考
断熱性能はどこまで求めるべきか(Q値とUA値)
高断熱・高気密に対応できる全国の住宅会社リスト
【ローコスト限定】高断熱・高気密に対応するハウスメーカー等の一覧

なお、「タウンライフ家づくり」などによる一括資料請求はあまりお勧めしません

コメント

  1. やぐ より:

    いつも楽しく拝見させて頂いております。

    一条工務店とアイフルホームではR値で壁で1.6倍、天井で3倍の差がありますが
    なぜUa値に0.02(7%)しか差がないのでしょうか

    熱損失面積比を窓10% 壁50%、天井20%、床20%として
    1/R値×面積比 を部位ごとに行って足し算すると、大体のUa違計算できると思い行ってみました
    アイフルホームの床R値を7としても、一条とアイフルホームでは140%差があるのではないかなと思いましたが
    いかがでしょうか。

    • さとるパパ より:

      鋭いご指摘ありがとうございます。
      UA値で比べるとほとんど差がないのに断熱仕様に大きな差があるのは、算出元のモデル住宅が各社により大きく違うためでしょう。この違いを示すために、今回の更新では断熱仕様も載せることにしたわけです。

      ただし熱抵抗値は断熱材だけの数値ですので、熱橋部は考慮されません。そのために工法別の基準値と比較したのですが、たとえば一条とアイフルホームとでは、壁の充填断熱部だけを見ると2×6工法のiシリーズのほうが熱橋部からの熱損失が大きいことが推測されます(一条の壁は熱橋を含めるとU=0.131と公表されています)。

      外皮平均熱貫流率UA値をざっくり計算するツールでパラメータをいじると、アイフルホームの数値に無理があるわけではありませんが、同じ面積条件だと一条工務店の数割増しにはなりそうです。
      UA値の計算に当たっては窓面積や土間床などの評価の違いが大きく影響しているのではないでしょうか。

      • やぐ より:

        コメントの返信と、パラメータシートのご案内ありがとうございます。
        パラメータシートと比較しますと、一条・アイフルホーム共に、公表値がパラメータシートより悪い数字になっており
        別途、熱橋部や土間等断熱材のない部分が考慮されている事で納得しました。
        一条は、やたら乖離が大きい結果になりました、以前Q値の計算違いのご指摘をされていましたが
        どんな条件ならQ値0.51とUA値0.28が両立するのか気になっており、一条に熱損失の内訳を聞いてみたいところです。

        熱抵抗値と決まった間取り、構造ごとの熱橋部の補正など、自分なりに比較できるように勉強したいと思います

        • さとるパパ より:

          あの計算フォームは概算で小さめに出る傾向があります(その旨追記させていただきます)。
          一条計算の熱損失(旧仕様)の内訳はサスケさんの一条ブログで公開されていたと思います。
          私は正確なQ値やUA値の計算まではやったことがありませんが、調べるほど何か発見がありそうです。

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