窓サッシにカビが生えていました…(エピソード) | さとるパパの住宅論

窓サッシにカビが生えていました…(エピソード)

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年末になって慌てて掃除しようとしている今日この頃ですが、ショックなことにカビが生えていました。

わが家の窓は基本的に樹脂ペアガラスの APW 330(アルミスペーサー仕様)ですが、一部だけエピソードという Uw=2.33 レベルのアルミ樹脂複合サッシを使用しています。

カビが生えていたのは、この窓サッシの下枠、ガラスとサッシの間のゴム部分などです。

以前、「ペアガラスの結露の発生量を実際の画像で比較する」で紹介したように、この窓は結露の量が多めです。これを書いた頃はカビは問題にならなかったのですが、入居3年目になって発生してしまったのです。

汚れの蓄積があり、家族でインフルエンザが発生し、室温と湿度をいつもより上げていたうえ、まったく結露をふき取っていなかったので、悪条件が重なってしまったのでしょう。今後は注意したいと思います。

幸い、APW 330 のほうはカビは生えていませんでした。

このことからも、カビの発生を抑え、家事を楽にして健康な住宅にするには、APW 330 以上くらいの高断熱窓が望ましいと言えそうです。

結露の発生にはさまざまな条件が関係していますが、サッシ表面の温度が高いほど結露は発生しにくくなります。APW 330(アルミスペーサー)でも少しは結露が発生するので、どちらかといえば樹脂スペーサー仕様のほうがサッシの温度が下がりにくく、お勧めです(追加費用が高くなければ)。

樹脂スペーサーにするとサッシの下枠の温度が上がることは、『ホントは安いエコハウス』p.97 で説明されています。ガラス内のアルゴンガスの有無による差は 0.2~0.3 ℃くらいですが、アルミスペーサーと樹脂スペーサーの差は 2.0 ~ 2.1 ℃もあるようです。

追記:家中をよく見ると、APW 330 でも下枠に微妙にカビらしきものが付着しているところがありました。。エピソードほどではないですが、年月が経つと結露が発生するところでは注意が必要ですね。樹脂スペーサーがよかった。。。

参考
結露が発生する条件および対策
【高断熱ペアガラス】サーモスXと APW330 の比較

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