外壁塗装はどこに頼むべきか?【一括見積サイトの闇】

家が無事に建ったら建ったで気になってくるのが、その後のメンテナンス費用です。

特に大きな出費になるのが、外壁塗装です。

わが家にはまだ先の話ですが、早いうちから準備しておこうと思い、いろいろと調べ始めてみました。

そこで気づいたのが、外壁塗装にはさまざまなワナがあるということ。

間違えて出費が増えることがないよう、今回気づいたことを共有したいと思います。

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「外壁塗装」の検索上位10ページを分析した結果…

まずは外壁塗装についてざっと勉強しようと思い、「外壁塗装」でググった結果を 10 ページ読んでみました。

どれも役に立つ情報が含まれていますが、よく見るとすべて営業目的です。

具体的には、次の 10 のページが見つかりました(検索順位は毎回変動します)。

  1. 大手価格比較サイト:業者紹介サイト「ヌリカエ」への誘導
  2. 大手ホムセンのサイト:断熱塗料の推奨
  3. 一括見積サイト「外壁塗装駆け込み寺」のコンテンツ
  4. リフォーム会社によるチラシ価格のカラクリの説明
  5. 大手不動産会社のリフォーム
  6. 業者紹介サイト「ヌリカエ」のコンテンツ
  7. 大手リフォーム会社のコンテンツ
  8. 大手塗装会社のコンテンツ
  9. 業者紹介サイト「外壁塗装コンシェルジュ」のコンテンツ
  10. 大手リフォーム会社のコンテンツ

外壁塗装は高額で大きな広告料・紹介料が動くため、どのサイトも消費者ニーズをくみ取って信用を獲得しようと非常に凝ったコンテンツ作りが行われています。

一つだけリンクを貼ったのは、地域密着企業のページです。お客様を騙す必要がないので、正直に大事なことが書かれています。わが家は対象地域外ですが、こういう業者は好感が持てます。

要は、安いチラシ料金は面積でゴマカしているという話です。120 ㎡の参考価格を見て、「ウチも同じくらいだろう」と思った方は要注意です。

このことを知ってから他の全国大手の料金をチェックすると、特別安いところなどないことがわかります。

大手ハウスメーカー、ホームセンター、家電量販店はどうか?

自宅を建てたハウスメーカーや住宅会社に依頼するのは、最も安心な方法かもしれません。わが家の場合、三井ホームオリジナル(エスケー化研)の色を使っていて、それが気に入っているのが悩みどころです。

ただ、やっぱりハウスメーカーに依頼した場合には、中間マージンが大きいために比較的高くなる傾向はあるようです。それでも、長期保証継続は不要だと思っているため、無理に高い金額を受け入れるつもりはありません

また、三井ホームの下請け塗装業者にも善し悪しはあるようで、塗装で失敗されたという相談を受けたこともあります(なぜ私に?)。

最近では、ホームセンター家電量販店までもが外壁屋根塗装などのリフォームを手掛けていることがあります。

しかし、わが家に届いていたチラシをチェックしたところ、一番人気プランが 120 ㎡ で税抜き 68 万円と、前述のトリック的な料金が掲げられています。一般的な住宅では、やはり 100 万円くらいになってしまうことでしょう。

結局、どこに紹介されようが、紹介料などの中間マージンが発生してしまうのは同じことです。

つまり、本当に少しでも安くて良質な塗装業者を見つけたいと思ったら、自分で探すしかないのです。優良業者のリストを探し、そのサイト経由ではなく直接話を持ち掛けるのもありかもしれません。

私などは、近所で塗装工事をしているのを見かけたら、どこの何という業者なのかをチェックするようにしています。そこが大手チェーンでなければ割安で依頼できる可能性がありますし、探せばホームページなども見つかるかもしれません。

難点は、適正な相場や知識を身に付ける必要があることと、どこもマトモそうに見えることです。ただ、ある程度の実績があり、「一見してヤバくない」だけでも十分かもしれません。

塗り替え時期になって三井ホームの見積りが高ければ、その見積書をもって、いくつか相談してみようかなと思っています。

塗装業者紹介サイトの闇

ちなみに先ほどの検索上位には、「外壁塗装の駆け込み寺」、「外壁塗装コンシェルジュ」、「ヌリカエ」の 3 つの塗装業者紹介(一括見積)サイトが出てきました。どれも非常に強力な大手サイトです。

これらについて調べると、自社コンテンツが豊富なだけでなく、第三者的なさまざまなサイトでも好意的に紹介されていることがわかります。

が、ここでは、それぞれについて斜めから見まくった結果を紹介します。

「外壁塗装駆け込み寺」の注意点

500社が加盟しており、10万人を超える利用実績があるという「外壁塗装駆け込み寺」。

だまされないで安く外壁塗装を行う業者を見つける方法が、事細かに解説されています。こんな専門的で細かく消費者目線の情報を大量に提供している会社はどんなところだろうと運営元を調べると、株式会社felicitasとあります。

カードローン駆け込み寺も運営しているメディア制作会社であり、自社で塗装やリフォームを行っている会社ではありません。所在地を調べると、、、

東京の南青山の歴史あるマンションに、非常にこじんまりとしたSOHO向けオフィスを一室構えておりました。私でも手が届くかもしれない賃料相場です。

この規模のオフィスでこれだけの紹介事業を手掛けているとは、ある意味驚愕です。人手を要することはすべて外注しているのでしょうか。

取引先には、株式会社ファンコミュニケーションズやバリューコマースなど、名立たるアフィリエイト会社が挙げられています。

「外壁塗装コンシェルジュ」の注意点

外壁塗装コンシェルジュもまた、消費者目線の豊富なコンテンツ(例:「中間マージンって何?外壁塗装が高くなる原因はコレだ!」など)を多数提供しており、多くの検索結果に挙がってきます。厳選した業者を無料で紹介してくれるだけでなく、キャッシュバックも受けられるそうです。

運営は、ブランディングテクノロジー株式会社です。こちらもリフォーム会社などではありませんが、社員244名(平成31年3月31日時点、派遣・パート含む)と割と大きな会社が行っています。

「外壁塗装コンシェルジュ」はコンテンツマーケティングの成功事例としてこちらに紹介されており、大きな収益を確保できているようです。

加盟店を厳選しているようですが、加盟店募集のページを見ると、「他社サービスのような紹介料は頂いてない」とのこと。

紹介料なしでキャッシュバックしたら事業が赤字になるなんて、簿記3級に落ちたさとるパパでもわかります。疑問に思って調べると、加盟店用の登録規約第8条にきちんと公開されていました。
https://gaiheki-concierge.com/information/policy/

加盟店は、契約料金の10%に消費税を加えたサービス利用料を納めることになっています。

「サービス利用料」なら、「紹介料」という名の中間マージンはかかってないですね、ハイ。

これを自ら公開している紹介サイトは他に見つかりませんでしたが、どこも「利用料」はこのくらいが相場なのでしょうか。

10% は高いか?

10% の利用料というと、100 万円の契約なら 10 万円になります。一見高い気がしますが、大手ブランドで孫請けの塗装業者に施工してもらうケースなどと比較すれば、安いものでしょう。加盟店からしても、営業経費が 10% で済むというのはうまい話かもしれません。消費者としても、直接塗装業者に依頼すれば 10 万円安くできるかというと、なかなか難しい気がします。

一括見積サイトは中間マージンがかからないようなフリをしているのはズルいと思いますが、加盟店をフィルタにかけ、業者の評価情報を持つことができるのは強みです。消費者としても、どんな対応をされるかわからない複数の業者に見積依頼するのは手間もかかるしリスクもあるため、これを軽減できるのはメリットです。

付加価値として 10% が妥当かどうか、は人それぞれでしょう。

塗装業者さんには営業が苦手なところがたくさんあります。一括見積サイトの審査基準項目にあるような情報は、消費者が知りたい情報です。これを公開してくれるだけでも消費者にとっては貴重であり、依頼のハードルが下がるものなので、積極的に公開していただきたいものです。Wix や Jimdo、Wordpress など、自社サイトを持つのにお金や技術は要らない世の中になってきているのですから。

「ヌリカエ」の注意点

価格コムをはじめ、最近いろいろなサイトで勧められているのが、この「ヌリカエ」です。運営元の株式会社Speeeもまた、大きなIT企業です。悪質業者はよく、Googleで調べると本社所在地に対して低評価のクチコミが付いていますが、ここのクチコミは概して好意的です(オフィスがキレイなど)。

サービス開始は当サイトと同じ 2016 年なので、IT、SEO、アフィリエイトの技術を活用し、ものすごいスピードで塗装業者のマッチングサービスを発展させてきたことが伺えます。

実は他にもここに紹介しきれないほどの塗装業者紹介サイトを調査しましたが、実態はどこもそんな感じです。

アフィエイターに驚くほどの高額報酬を設定しているところも、もっと苦情が多いところもたくさんあります。

塗装業者紹介サイトのクチコミや体験談を載せて比較レビューするサイトもたくさんありますが、どこも結局は自サイトの利益を考えているとしか思えません。

ここまで書いておいて、私としては【ヌリカエ】がお勧めです!といったところで、誰か利用してくれるでしょうか。

中間マージンが適正かは不明ですが、加盟店には一定の審査があり、悪評が見つからないのでそれなりにはお勧めなんですが(紹介サイトのなかでは)。。

外壁塗装の相場チェック【ヌリカエ】



そんなことより、外壁塗装について調べていると、断熱塗料なるものを発見しました。いろいろなところで宣伝されていますが、条件によってはただの無駄なので、採用しないことで節約できるかもしれません。当サイトとしてこれは見過ごせません。

次回はこれについて取り上げてみたいと思います。

>> 断熱塗料ガイナの効果は大袈裟?効果の有無をチェックする方法

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