クローゼット折れ戸の蝶番が壊れたので交換してみた | さとるパパの住宅論

クローゼット折れ戸の蝶番が壊れたので交換してみた

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新築から7年くらい経ったある日、クローゼット(クローク)の折れ戸を開閉していたら、次の部品が落ちてきました。

クロークの内側を確認すると、折れ戸の折れる部分の3箇所(上中下)に付いている蝶番(ちょうつがい、丁番)の金具のうち、中央の蝶番の右中央部が割れて落ちた部品のようです。バネが入っていたプラスチックの箇所が割れたようです。

参考までに、元々の割れていないほうの蝶番はこんな感じです。

スムーズな開閉のために必要そうな部品ですが、1つ割れていても特に違和感なく開閉できます。

調べてみると、このパーツは「収納折戸用丁番」や「折れ戸用センターヒンジ」などという名前で、経年劣化や建て付け不良でよく壊れる箇所のようです。3つのうちの1つの故障ならば使用できるが、2つ壊れると折れ戸として機能できなくなるとのこと(参考)。

折れ戸を外して修理するとなると難しそうなので業者に頼みたいところですが、1つずつ交換するだけならドライバーで交換できそうな気がします。

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折れ戸の蝶番の種類を確認して購入する

最初は同じ折戸用丁番を探そうとしましたが、このような金具はまったく同じものが見つからないことが多いようで、代用できる金具が見つかればそれで問題ないようです(ハウスメーカーに聞けば見つかるかもしれません)。

実際、まったく同じ折戸用丁番は見つからなかったので、似たような形状で売れ筋の折戸用丁番を検討することにしました。折戸用丁番の取り付け位置は、次のように掘り込みが入っていました。

折戸用丁番の種類についてのページを読んだところ、収納折戸用で掘込みの形状が一致しているバネ付きのタイプであれば、使えそうな感じがします。掘り込みは直径50㎜の円2つで深さ7mm、幅が約85mmというのが一般的なようで、わが家のケースでもそのくらいでした。

形状としてはアトムの HD-96(HD-98互換丁番)が似ていましたが、ビスの位置は同じではないため、Amazonベストセラーとなっていた以下の製品を購入することにしました(両方使えたというレビューもあったので、どちらでもよいと判断しました)。

よく売れているということは、多くの折り戸にフィットするのでしょう。

ただしこちらもビスの位置は変わるため、新たに下穴を開けてからビスをねじ込む必要がありそうです。今回、故障したのは1か所ですが、いつ壊れるかわからないので3つとも交換するつもりです。

実際の交換は意外と大変

ヒンジが届いたので、さっそく作業に取りかかります。

クローゼットの中に LED ランタンを吊るし、内側から作業します。購入した掘り込みのあるヒンジを合わせてみると、予想通り、ピッタリとはまりました。

下穴は、インパクトドライバー(以前にツーバイフォー倉庫をつくったときに購入した物)にドリルを付けて開けます。ちょっと試してみて驚いたのは、戸の木材の硬さです。いつも軟らかい SPF 材や杉材ばかり加工していたので、こんなに掘りにくいとは意外でした。作業前は掘り過ぎて貫通してしまわないか心配していたのに、実際には 1cmくらい掘るのもやっとです。キリで手動でやったとしたら、物凄く大変でしょう。

軽く下穴を付けた後は、ビスをねじ込んで固定するだけです。インパクトドライバーがあったのであっけなく完了しましたが、これも普通の手動ドライバーを使っていたら大変だったことでしょう。

ここまでが想像以上に大変だったので、当初は3つ交換するつもりだったのに、壊れた箇所だけの修理にしました。ヒンジの交換なんてカンタンだろうと舐めていましたが、DIY が得意ではない方や、電動工具をお持ちでない方にはお勧めできません

取り付けてみると、折れ戸の開閉が重厚感のあるスムーズな動きになり、やっぱり壊れていたんだなと実感できました。装着直後は閉めるときにキューッと音が鳴るので困りましたが、シリコーンスプレーを付けたら鳴らなくなりました。

結果はこんな感じで、金具の形状が当初と異なるため、化粧板で隠れていた合板(OSB?)が一部むき出しになっています(見えない裏側なので気になりません)。

余ったヒンジは、他に5箇所ある折れ戸のどれかがいずれ壊れたときに、1つずつ使っていこうと思います。

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