高断熱住宅では風邪を引かないか身をもって検証した結果

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高断熱住宅のメリットとして、風邪を引きにくいということが挙げられます。高断熱住宅に引っ越した人のアンケートでも、気管支ぜんそくや咳、のどの痛みなどの症状が改善するという結果が出ています(次の図を参照)。これは本当なのでしょうか。本当だとしたら、それはなぜなのでしょうか。

転居先の断熱性能ごとの症状改善率
引用:断熱住宅.com

高断熱住宅に引っ越して1年経ったわが家の場合

まず言っておきたいのは、過剰な期待はしない方がいいということです。風邪のウイルスは外出時や手からも侵入するためか、ふつうに風邪を引きますし、悪化することもあります。

私は風邪の後に軽い喘息のような症状が出ることがあり、これは高断熱住宅に住めば治るかも、と少し期待していました。しかし、これが治ることはなく、結局効いたのは吸入ステロイド薬でした。家族についても、風邪を引くことはよくありましたし、悪化して咳がひどくなることもありました。やはり、症状によっては病院にかかることが大事なようです。

ただし、身体の冷えからくる風邪に関しては、引かなくなったように感じています。以前の住宅では、手足が冷えたり、布団から出ていて冷えたりしたことがきっかけで風邪を引くことがありましたが、そのようなことは起きません。

風邪を引き起こすウイルスはさまざまですが、多いのはライノウイルスです(Wikipedia によると 30-80%)。研究によると、このウイルスに対する生来の免疫力は、身体が冷えると低下するそうです(外部参考記事)。つまり、身体を冷やさなければ感染しにくくなるのです。高断熱住宅には風邪予防効果があると言えます。

なお、インフルエンザウイルスなどは、乾燥していると感染しやすくなります。高断熱住宅では冬にエアコンを付けると乾燥するので、適度な加湿は行う必要があります。

参考記事:「高断熱・高気密住宅は乾燥する?

まとめ

身体が冷えて免疫力が下がることがなくなるため、多少は風邪を引きにくくなる効果が期待できます。ただし過信はせず、症状によっては早めに病院にかかるのがお勧めです。

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