当サイトをご利用になる上で注意が必要なわが家の特殊事項 | さとるパパの住宅論

当サイトをご利用になる上で注意が必要なわが家の特殊事項

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当サイトは自宅の住宅性能に関して気になったことを調べて書いているわけですが、わが家の普通は他の方にとっての普通ではありません。高断熱住宅、三井ホームなどで共通点がある住宅でも、地域や住宅仕様によっては大きな違いがあるかもしれません。

本来、誤解を与えないよう私が注意すべきことですが、配慮に欠けてしまうこともあるので、日本全国各地の方々が当サイトを参考にする場合に注意したほうがよいと思うことをまとめておきたいと思います。

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わが家の概要

かんたんに説明すると、南関東の郊外にある戸建住宅です。

郊外で土地ありなので、建物はやや大きめにしてしまいました(つまり暖冷房費は高め)。住宅が密集しておらず、高層建築物がないので、日当たりは良好です。ただし、南北に長い形状で 2×6 工法のため、南面の窓は多くありません。

H25省エネ基準地域区分:6 地域(東京、大阪などと同じ)
年間日射地域区分:A3 区分(5段階中、中程度)

※上記の市町村別地域区分は(社)住宅性能評価・表示協会の PDF で確認できます。

延床面積:40 坪+吹き抜け 4 坪
工法ツーバイシックス工法(木造枠組壁工法)
:APW 330(アルゴンガス入り、アルミスペーサー仕様)
その他断熱仕様三井ホーム標準仕様
断熱性能:UA=0.46(概算)、Q=1.6(推定)
気密性能:C 値 = 1.1 か 1.2 あたり(測定値)
換気:全熱交換型ダクト式第一種換気(熱交換効率は約 80%)
空調:東芝キヤリア全館空調スマートブリーズ・プラスII(加湿機能付き)

床暖房などはありません。エアコンについての記事も多いですが、全館空調もエアコンもヒートポンプなのでほぼ同様であるとの想定で書いています。実際には、わが家にルームエアコンはありません。

湿度・乾燥条件

高断熱住宅の住人はよく乾燥するといいますが、乾燥の程度には、気象条件、住宅条件が大きく影響します。

わが家の場合、太平洋側なので冬はよく晴れ、外気は乾燥しています。日本海側にお住まいの場合はもう少し乾燥しにくいかもしれません(絶対湿度は高くないので温度を上げれば乾燥はすると思います)。

しかし、全館空調システムに加湿機能(気化式)があり、全熱交換式換気でも湿度を回収するので、乾燥はマシなほうだと思います。さらに加湿器を 1 台運転しているので、冬でもだいたい湿度は 40 ~ 50% くらいです。

ウイルス感染を減らし、肌の健康を保つためにそうしていますが、洗濯物や風呂場がすぐに乾きにくいというデメリットもあります。もっと乾燥しやすい条件にある住宅では、もっと結露が発生しにくかったり、水まわりが乾きやすかったりするかもしれません。

夏については高温多湿な気候ではありますが、大阪などのほうがより高湿だと思われます。夏の湿度は全館空調でだいたい 60% 以下にコントロールしています。

地域別の要求断熱レベル

当サイトは平野部温暖地の 6 地域を基準に書いていますが、もっと寒い地域ではより高い断熱性能が要求されます。当サイトではよく Q=1.6(UA=0.46)程度とか書いていますが、それは HEAT20 G2 レベルということです。

より寒冷地にお住まいの方は、以下の地域区分別の UA 値(外皮平均熱貫流率)の表を参考にしてください。

参考として掲載した H11 次世代省エネ基準の Q 値は、H25 省エネ基準の UA 値と同等の断熱レベルです。

基準 地域区分
1 2 3 4 5 6 7
都市例 旭川 札幌 盛岡 仙台 新潟 東京 宮崎
H11次世代省エネ(Q値) (1.6) (1.6) (1.9) (2.4) (2.7) (2.7) (2.7)
H25省エネ基準 0.46 0.46 0.56 0.75 0.87 0.87 0.87
ZEH 基準 0.40 0.40 0.50 0.60 0.60 0.60 0.60
HEAT20 G1 0.34 0.34 0.38 0.46 0.48 0.56 0.56
HEAT20 G2 0.28 0.28 0.28 0.34 0.34 0.46 0.46

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