【最新】大手ハウスメーカーの販売戸数(棟数)ランキング【2017年度】 | さとるパパの住宅論

【最新】大手ハウスメーカーの販売戸数(棟数)ランキング【2017年度】

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数ある大手ハウスメーカーのうち、本当に売れているハウスメーカーはどこでしょうか?
戸建住宅の年間販売戸数(棟数)について、現時点(2018/11)で比較できる最新データ(2017 年度)を調べてみました。

大手ハウスメーカーの戸数ランキングは多数ありますが、漏れのあるランキングが多く、また、対象のデータも着工・受注・販売の違い、棟数(建物の数)と戸数の違い、一部賃貸・集合住宅を含めるかどうかなど複雑で比較しにくいので、自分でまとめ直しました。

今回の集計は、戸建住宅のうち、注文住宅と建売(分譲)住宅の両方の戸数が含まれています。戸数の数値が見つからなかったものは棟数を示しています。

大手ハウスメーカーの年間販売戸数(棟数) 2017

1位 積水ハウス 12,708戸
2位 一条工務店 12,700戸
3位 へーベルハウス 10,076戸
4位 セキスイハイム 9,880棟
5位 大和ハウス 9,227戸
6位 タマホーム 8,310棟
7位 住友林業 7,864棟
8位 ミサワホーム 6,885戸
9位 パナソニックホームズ 5,090戸
10位 トヨタホーム 4,810戸
11位 アイフルホーム 3,306棟
12位 ヒノキヤグループ 3,195棟
13位 三井ホーム 3,179棟

日本で年間 3,000 棟以上を販売しているハウスメーカーは、上記 13 社がすべてでしょう。ミサワホームはトヨタホームの子会社となったので、合計すると 11,695 棟で 3 位になります。データの根拠は最後に記載しています。

参考までに、上記 13 社の合計は約 10 万で、2017 年度の新設住宅着工戸数は日本全体で約 95 万戸(うち、戸建住宅は約 29 万戸)です。単位は異なりますが、多様な選択肢があることがわかります。

また、野村総研によると、新設住宅着工戸数は今後減っていき、2030 年度には約 55 万戸となる見込みだそうです。

以上。

以下、個人的な感想など。

2017 年度はようやく一条工務店が 1 位になったとばかり思っていましたが、積水ハウスの牙城は堅いですね。それにしても、一条工務店は大きくなったものです。

上記データでは推移がわかりませんが、どこも横並びか微減くらいのところが多いのに対し、唯一、ヒノキヤグループ(桧家住宅、レスコハウス、パパまるハウスの合算)は近年大きく棟数を伸ばしています(4 年前の 45% 増!)。たしかに、最近は近所で「HINOKIYA」の建築現場をよく見かけます。昔の一条工務店の勢いを見ているようです。桧家住宅の耐震性や断熱性などについても、いずれ取り上げてみたいと思っています。

今回、上記データを取りまとめてみたのは、当サイトの人気記事「大手ハウスメーカー全社の断熱性能(UA値)比較ランキング【2017】」をそろそろ更新しようかと思ったからです。もう 2 カ月待てば「2019 年最新版!」と書けるので、年始頃に更新する予定です。この記事は年間販売 3,000 棟以上のハウスメーカーをすべて取り上げるため、それを再度確認し直した次第です。

ヒノキヤの躍進のおかげで調査対象が増えてしまいましたが、わが家を建てた三井ホームが生き残っていたことには少し安心しました。三井ホームは三井不動産の完全子会社になったことを機に、思い切って舵を切り、業績を伸ばしてほしいものです。ツーバイフォーやインテリアコーディネーターを先駆けて導入した頃のように。

と言いつつ、三井ホームの売上にまったく貢献していないかもしれないと思う今日この頃でした。

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データについて

データは各社公式サイトの IR 情報を参照し、受注ベースではなく売上ベースの数値を採用しました。パナソニックホームズ、トヨタホームに関しては公式サイトで全国の戸建限定の情報が見つからなかったので、ネットで見つかったそれらしき数値を採用しました。

非上場の一条工務店については、公式サイトの企業情報に掲載されているグラフの長さを測って推計しました(誤差あり)。

ランキングを付けたものの、集計方法、集計時期などには若干の違いがあるので、その点はご了承ください。

また、もし見落としている他の大手ハウスメーカー等がございましたらご指摘いただけると幸いです。

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