庭木ミカン最強説!

いろいろな庭木がありますが、最強はミカンの木です。
*あくまで個人の見解です。

ミカンは温暖地の戸建住宅の庭に昔からよく植えられている定番の樹種ですが、人気があるのには理由があります。

実際にミカンを植えてわかった、庭木としてのミカンの魅力と注意点について語ってみたいと思います。

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庭木ミカンの魅力

定番だし、とりあえず植えておこうと思って植えたミカンの木ですが、その素晴らしさは時間が経つほどよくわかるようになってきました。

これがわが家のミカンです。

強い!ラク!

果樹をいくつか植えてみて気づいたのは、他のただの庭木と比べて果樹は栽培管理が難しいということです。
私の管理に問題があり、たくさん失敗しました。

キウイはコウモリガやコガネムシの食害がひどく、ツルの処理もやっかいです。
レモンは耐寒性に難があり、防寒しないと葉が落ちて弱ってしまいます。
ブルーベリーは根が浅く、水切れのためか、2株中1株は枯れてしまいました。
オリーブはオリーブアナアキゾウムシに枯らされてしまいました。
フェイジョアは品種のせいか、味が最悪でした。

しかしミカンは強く、ほとんど薬を使わなくても元気に育っています。水やりも防寒も、初年度しかしていません。

気候に合っているのでしょう。ミカンは温暖地に向いているため、将来少し温暖化したとしても問題ないのではないかと思っています。

ちなみに、ミカン以外に強い果樹としては、イチジクも優秀です。ただデメリットもあり、成長が早く大きくなること、果実が虫に食われやすいこと、落葉樹なので秋に一気に落ち葉が出ることなどが難点です。
ミカンは収穫期が虫の少ない冬であり、常緑なので目隠しにもなります。

コスパ最強!

総務省統計局の情報(PDF)によると、日本の温州みかん購入額は、世帯あたりの平均で年間 4,456 円だそうです。

庭でミカンが収穫できるようになると、欲しいときに欲しい分だけもぎ取ればいいので、ミカンを購入する必要がなくなります。

苗木にはこだわったので 5 千円くらいしたし、毎年肥料代は少しかかりますが、収穫できるようになればすぐに元を取れることでしょう。

サイズ感がちょうどいい

庭木の選択において、サイズ感と成長速度は重要です。

シマトネリコのように早く大きくなる樹種は、毎年の剪定と剪定枝の処分に手間がかかります。
私は西日対策にあえて成長の早いコナラを植えてシイタケ栽培をしようとしていますが(参考記事)、面倒な人には向いていないでしょう。

ミカンは常緑低木なので、庭木としてちょうどよく、大きくなりすぎません。
葉の密度もそれなりにあるので、成長すれば目隠しとしても機能します。

成長速度も早すぎず、剪定はほとんど苦ではありません。

多くの住宅の庭にミカンが植えられるのは、こういったワケがあるのです。

庭木ミカンの注意点

そんな大満足のミカンの木ですが、デメリットというか、注意点もないわけではありません。

食いしん坊と思われる?

ミカンはいくつかある庭木の一つとしてなら問題ないのですが、シンボルツリーがミカンという家は見たことがありません。

ミカンの木は、見た目に関して悪くないと思いますが、特別良くもありません。
同じ柑橘系でも、レモンやカボス、柚子、キンカンなどであればむしろ風流がある感じがするのですが、ミカンを中心に一本植えてしまうと、食いしん坊感が出すぎる気がします。

近所に庭がミカンの木で埋め尽くされている住宅があるのですが、多すぎるとさすがに「ミカン好きすぎるでしょ、食べきれるの?」とちょっと気になってしまいます。余計なお世話ですが。。

樹形や葉っぱの大きさなどで印象はだいぶ変わるので、庭全体のバランスを考えながらさりげなく導入したいものです。

アゲハの幼虫を刺激するべからず

ミカンで気を付けるべき害虫は、アゲハ蝶の仲間とカミキリムシです。
カミキリムシは幸い付いたことがありませんが、アゲハの幼虫は毎年見かけます。

鳥のフンそのもののイモムシは、虫嫌いの人にとってはキツいかもしれません。虫が苦手でなければ、アゲハの幼虫は子供の飼育観察対象にもなります。

ただし臭いツノには要注意です。
一度「どれだけ臭かったっけ?」と興味本位で突っついてみたら、あまりの臭さに後悔しました。。

獣害に注意

わが家の周辺はまだ大丈夫ですが、近年は全国的に獣害が増えています。
大学時代に受けた野生生物保護の講義では、「オオカミを放すべき」と教授が主張していましたが、成功したとは聞かないので、今後も増加する傾向は変わらないことでしょう。

以前、静岡に旅行したらサルがミカン畑を食べ荒らしていましたが、サルは近年、都会でも出没情報が出ています。
産地では、イノシシやシカ、ハクビシン、アライグマなども問題になっているようです。

庭木に果樹があると獣を呼び寄せかねないので、地域によっては考えたほうがいいかもしれません。

収穫まで時間がかかる?

どの果樹も収穫できるようになるまでは時間がかかるものです。
早いと嬉しいですが、ミカンは普通です。

収穫できるようになるまで 3~4年、安定してたくさん収穫できるようになるまでさらに3~4年というところでしょう。

私は待ちきれないので、早く収穫できるように 3 年生の大きめの苗木を購入しました。
たしか植えた年に実を付けましたが、最初の数年の収穫量はわずかで、好きなだけ食べられる量が収穫できるようになったのは 4 年目です。

美味しくならない?

ミカンを植えるときに一番心配だったのは、素人に美味しいミカンはできないのではないか、ということです。

昔おばあちゃんの家に生えていたミカンは皮がむきにくく、薄皮がかたくて時々種があり、結構酸っぱかったので、あまり良い印象はありませんでした。

最近ならもっと良い品種があるはず、と思い、品種の選定には慎重になりました。
ホームセンターなどで売られている品種の多くは、古くから人気の「宮川早生」です。

これも悪くはないのですが、一気に収穫期を迎えてしまうので家庭で消費しにくい点が気になりました。

そこでたどり着いたのが、「田口早生」です。
宮川早生の良い性質を継ぎながら、より糖度が高く、適度な酸味もあり、収穫期が長いのが特徴です。

ただ近所で売っているところが見つからなかったため、苗木はネットで購入しました。

収穫できた果実は皮が剥きやすく、種なしで薄皮も気になりません。
味も最上級とは言いませんが、スーパーで買うのと遜色なく、鮮度で勝ります。

以下のガーデンストーリーというショップ(楽天、Yahoo)は、タイミングしだいで待つことはありますが、苗木の質が非常に良く、枯れたことがないのでお気に入りです。

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