基本的な芝生のつくり方 | さとるパパの住宅論

基本的な芝生のつくり方

※当サイトは、アフィリエイトプログラム(Amazonアソシエイトなど)を通じ、商品またはサービスの紹介・適格販売により収入を得ています。詳細...

スポンサーリンク
芝生の庭にしようと芝生について調べてみると、なんと奥が深いことでしょう。生半可にやれば荒れた芝生になることは目に見えてきます。ここでは、関東以西の温暖地において芝生をつくるための基本事項をまとめてみました。

庭を芝生にすることは、見た目の美しさ以外にも次のようなメリットがあります。

・砂ぼこりの軽減
・雑草抑制
・雨によるドロはねが減る
・夏の地温上昇を抑える
・雨水が地下に浸透する(洪水抑制、地下水涵養)

しかし一方で、芝刈、水やり、雑草防除などの管理の手間は軽視できません。
芝生のつくり方
芝生をつくる方法として一般的なのは張芝です。ホームセンターに行けば、張芝と専用の目土がたくさん売られていて、無料の説明書やパンフレットもあります。床土の改良が必要ない場合、自分でやると平米(㎡)あたりの単価は 500 円前後です。すべて業者に頼む場合は 2500 円前後でしょう。ほとんどの場合は高麗芝の張芝がおすすめですが、芝生の種類は実は非常に多く、種まきによって芝生を作る方法もあります。種まきによる方法は、種まき後の養生に時間と手間がかかり、最初からきれいな芝生をつくることが張芝より難しいという問題もありますが、面積が広い場合、張芝よりも簡単かつ安価に芝生をつくることができます。また、寒地型の芝にすれば、冬も枯れず年中緑の芝生を楽しむことができます。
張芝の品種
よくみかける一般的な品種は高麗芝です。若干高い姫高麗芝も売っていますが、見た目が良い代わりに頻繁に刈り込む必要があり、管理が大変です。ふつうの高麗芝よりも管理が楽な張芝の品種として、高麗芝の改良品種「TM9」や、野芝の改良品種「キリシマターフ」、「つくばグリーン」などもありますが、ホームセンターには置いておらず、高くつきます(張芝のみで平米あたり千円以上)。ちなみにこれらはすべて、春に芽生えて秋に枯れる、暖地型の芝生です。
種まきで芝生になる品種
種の種類は非常に多く、冬は枯れる暖地型と、年中緑となる寒地型があります。年中緑の芝生はあこがれますが、夏に弱く管理が大変なため、関東以西の温暖地ではあまりおすすめできません。種屋さんでは耐暑性の強い寒地型芝が開発されたといって宣伝していますが、頻繁な水やりが必要だったり(ケンタッキーブルーグラス)、横に拡がらず回復力が弱かったり(トールフェスク)と欠点もあります。暖地型の芝生でも、「オーバーシーディング」という方法で秋に種をまいて冬も緑にすることができるので、まずは暖地型の芝生につくることをおすすめします。

ここまで、芝生について簡単に説明しましたが、詳しいことは以下のサイトが役立ちます。

以上は、次の記事の前提知識として書いた内容です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました