デザイン畳「おり座」を3年使ってみた感想 | さとるパパの住宅論

デザイン畳「おり座」を3年使ってみた感想

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わが家の和室には、株式会社オリザによるデザイン畳「おり座」を採用しています。

おり座の畳はイグサではありません。東レが開発し(株)オリザが継承した「敷楽」という人工の畳が使われていて、洗うこともできます(ポリプロピレン)。

防ダニのアレルギー予防畳として販売されていますが、その実際の使用者による口コミや評判がネット上に見当たらなかったので、3年使ってみた感想をここに紹介したいと思います。

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本当に虫が少ない

以前のマンションではイグサの畳を使用していましたが、青々とした畳が枯れる間に一度、ぎりぎり視認可能なとても小さな虫が大量に発生したことがありました。

しかし「おり座」では、本当に虫が出ません。畳はフローリングと比べると表面形状が複雑なため、物を置いているとその下に小さい虫が隠れ潜むことがあり、フローリングと比べれば虫が見つかることは多いですが、畳から発生しているという感じはありません。

この部屋を利用していてダニに噛まれたこともありません。さすがポリプロピレン。

従来の畳との違い

見た目は光沢が抑えられているためか、特に人工的な違和感はありません。むしろ和風すぎないため、洋室に隣り合う和室としてよく調和しているように思います。

耐久性も十分です。子どもが硬いオモチャを手荒く扱うと多少のイタミが生じますが、天然の畳よりは頑丈で傷つきにくいと思います。3 年では劣化も感じられません。

ただ、傷のつき方が少しプラスチック的(小さな跡がついて光沢感が変わる感じ)でイグサと異なるため、傷がつくことによって人工らしさが目立ってしまう面はあります。

おり座畳の傷

これはおそらく、トランスフォーマー達の激しい戦闘の跡です。

このような傷は、単色や濃い色のおり座ほど目立つ傾向があり、ミックスされた色ではほとんどわかりません。
また、これも光の加減によるので、遠目で見る分には気になりません(個人差あり)。

おり座の傷はつきにくく、それほど目立たない

滑りにくさに関しては従来の畳と同じくらいあり、使用感もまったく問題ありません。寝転んでもイグサの香りはしませんが、イヤな臭いもありません。

一つ気になるとすれば、吸湿性がない点です。わが家は年中空調で湿度を上げないようにしているため気になりませんが、夏に湿度が高い空間で使用すると、イグサの畳よりベタベタ感が強く感じられるかもしれません。

総合的にお勧め

そんなわけで、おり座畳は採用して特に不満はなく、むしろ満足しているくらいです。

天然素材にこだわりがなく、清潔さや虫が出ないことを重視される方にはピッタリだと思います。

検討している方の参考になれば幸いです。ステマではありません。

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