結露 | さとるパパの住宅論

結露

高気密高断熱住宅

APW330(アルミスペーサー)とサーモスXの表面温度と結露について

あけましておめでとうございます(遅すぎ)。 昨夏、こんな記事を書きました。 ・樹脂スペーサーとアルミスペーサーの断熱性能差は大きくないが… 33文字にまとめると、「断熱性能差は大きくないけど、樹脂スペーサーは結露が少ないからお勧め」という内...
高気密高断熱住宅

樹脂スペーサーとアルミスペーサーの断熱性能差は大きくないが…

細かい話ですが、複層ガラスにはスペーサー(Spacer)と呼ばれる部位があり(下図)、その材質によって樹脂スペーサーとアルミスペーサーに分けられます。 リクシルのサーモスXでは樹脂スペーサーが標準ですが、YKK AP の APW330 など...
湿度管理

空気線図でわかる相対湿度と絶対湿度、結露と乾燥の関係

空気線図というものがあります。湿り空気線図、湿度線図とも呼ばれ、湿った空気の絶対湿度と相対湿度、温度などの複雑な関係が 1 つの図にまとめられています。湿度や結露、乾燥について考えるとき、空気線図を理解していると、非常に役立ちます。 私が自...
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高気密高断熱住宅

グラスウールの性能低下と劣化に関するデマ?

グラスウールは低価格で広く普及している断熱材ですが、「きちんと施工されていないと断熱効果を発揮できない」、「水を吸って重くなってずり落ちる」などという批判を受けることがあります。 本当ならば大問題ですが、これに関しては誤解も多いので、そのこ...
高気密高断熱住宅

ペアガラスの結露の発生量を実際の画像で比較する

わが家では、同じ部屋に断熱性能の異なる 2 タイプの窓を使用しています(窓種の制約のため)。 1 つは、YKK AP の「エピソード」というアルミ樹脂複合サッシで、多くのハウスメーカーの標準仕様になっている断熱レベルの窓です。リクシルなら、...
高気密高断熱住宅

夏型結露の問題と対策

今朝、窓を見ると、ペアガラスの外側が曇り、小さな結露が発生していました。 夏型結露とは 以前書いた結露が発生する条件の表によると、たとえば外気温が 30 度で湿度 90% のときの露点温度は 28 度なので、冷房で冷えた窓ガラスの表面温度が...
湿度管理

結露が発生する条件および対策

冬の結露は悩ましいものです。幸い、今住んでいる戸建住宅では悩まされるほどの結露は発生しません(参考記事:全館空調と結露)。 しかし、以前住んでいたマンションでは、北側の窓の結露がひどく、窓枠の木部が痛んだり、サッシや周辺にカビが生えたりと、...
高気密高断熱住宅

窓の断熱シートやハニカムシェードがお勧めできない理由

冬にホームセンターに行くと、次のような断熱シートやサッシ用の断熱テープなどがよく売られています。高い高性能窓にしなくても家を暖かくできるなら良いものですが、個人的にはあまりお勧めできません。 ニトムズ 窓ガラス断熱シートフォーム2P E16...
全館空調・エアコン

全館空調と結露

結露は、快適、健康、丈夫な住宅の大敵です。濡れたままの状態が続くとカビが発生し、カビをエサにダニなども発生します。ダニやカビはアレルギー疾患を悪化させます。また、木材が濡れていると腐朽菌が増殖し、木が腐って住宅の寿命が縮まってしまいます。結...
高気密高断熱住宅

関東以西の温暖地でトリプルガラスは必要か?

技術大国日本にしては意外なことに、窓ガラスの断熱性能や気密性能は世界的に見て低レベルなものでした。しかしながら最近は LIXIL や YKK AP などの大手メーカーが樹脂サッシやさまざまな複層ガラスを発売しており、以前よりは高性能な窓が手...