新電力に切り替えたのに電気代が安くならないのはなぜか?

「新電力に切り替えると電気代が安くなる」と、どこの新電力も宣伝しています。しかし、シミュレーションでは1割くらい安くなるはずだったのに、実際の電気料金の請求額を見ると安くなっている実感がない、というのはよく聞く話です。

わが家でも、この頃は電気料金の請求額が上がっているのを実感します。

新電力は料金を誤魔化しているのでしょうか?

わが家は東京電力と新電力の両方を契約しているため、2年前からの請求書をそれぞれチェックしてみました。

結論から書くと、新電力に不当な請求は見つかりませんでした。従量制の電力量料金の単価は契約時から変わっていないのですが、変わったのは、再エネ賦課金燃料調整費でした。この2つは、東電でも新電力でも同様に増えています。

たとえば、東京電力管内にあるわが家の 1 kWh あたりの電気料金単価(単位:円)はこんな感じで推移しています。

2020年4月2021年4月2022年4月2022年5月
従量料金単価26.426.426.426.4
再エネ賦課金2.952.983.363.45
燃料調整費-2.09-4.322.272.74
合計単価27.2625.0632.0332.59

※従量料金単価は当初契約していたLooopでんきの単価です。

合計の電力量単価でみると、今月(2022年5月)は 2021年4月時点より3割も上がっています。再エネ賦課金も負担ですが、燃料調整費の増分が大きいようです。

実際は切り替えでちゃんと恩恵を受けているのに、どうりで安くなる実感がわかないわけです。

ちなみに、再エネ賦課金と燃料調整費の金額は、東京電力と新電力とで全く同じでした。

厳密には、再エネ賦課金はどの電力会社も同じですが、燃料調整費は法で単価が定められるわけではないため、新電力でも会社によっては独自の燃料調整単価を設定している場合があります。とはいえ、たいていは地域の大手電力会社と同じです。

なお、大手新電力の1つである Looop でんきは、2022年6月からの従量料金単価の値上げを発表しています(詳細)。

新電力も経営が厳しく、他社も追随するでしょうから、今後受けられるメリットは少なくなりそうです。とはいえデメリットは手続きの手間くらいなので、私は安いところを探して柔軟に変更するつもりですが。

電力比較サイト エネチェンジ

電気料金を安くする方法は節電がメインとなり、全館空調のわが家には厳しい状況です。。

私がツイッタラーなら、こうつぶやきたくなります。

電気代高騰の件、嫁に話しました。
途端に泣き崩れる嫁。
すまんな、もう全館空調は使えない。
今から子どもに給料がなくなるのでコロコロ買えなくなる事、伝えます。
低価格の電気代でしか生活できない人もいるんです。俺は経産省を絶対に許さない。

(とりあえず経産省を敵にしましたが、電気代高騰の原因はいろいろありすぎ、民主主義国家として究極的には国民に責任があると思います。)

コメント

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