温暖地の換気システムは結局のところ何が最適なのか?

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当サイトでは換気方式についていろいろ書いていますが、読んだところで結局どれが一番良いのかわかりません。

そこで、少しでもわかりやすくなるようにと、次の表をつくってまとめてみました。

※この評価とした根拠がわかりにくい項目については今後記事を追加していく予定です。評価は変わる可能性があります。

(追記)解説記事:
空気がきれいな換気方式はどれか?
掃除がラクな換気方式はどれか?

どれも一長一短がある

まとめてはみたものの、高評価の項目が分散し、余計にどれが良いかわかりません。現在採用されている換気システムはどれも一長一短があるのです。

重視する項目があれば選びやすいものですが、どれも大事なことなので、かんたんには決められません。

お勧めの選び方

そこでお勧めするのは、いっしょに家を建てたい建築会社がお勧めする方法を採用することです。各方式にはそれぞれ注意点があり、それを知らない施主や施工業者が採用したところで、最終的に問題が生じる可能性が高いからです。

ダクトの設計には専門知識が必要ですし、ダクトレスにしても気流の設計や騒音への配慮などが必要になります。

しかしながら、建築会社がお勧めする方法で問題がないわけではありません。換気について研究熱心な建築会社であれば良いですが、そうでないところも多くあるからです。

換気について研究熱心かどうかは、気密性能(C 値)を重視しているかどうかでわかります。

高気密など必要ない、それより通風が大事などと言っているところや、C 値を公表していないところは、健康で適切な換気について真剣に検討していないと言っているようなものだと思います。なぜなら、きちんと研究している専門家で、突き詰めた結果として「高気密は不要」と言っている人がいないからです(いたら教えてください)。

お世話になる建築会社が換気について研究熱心でない場合、推奨システムをそのまま受け入れることにはリスクがあります。とはいえ、まったく別のシステムを導入することは、前記の理由によりお勧めできません。できれば換気に詳しい建築会社を選びたいものですが、それができない場合もあるでしょう。

そんなときは、会社により推奨される方式の問題点を自分で調べて認識し、その問題を小さくするために施主としてできることを考える必要があるのではないでしょうか。

私なりに気付いた各換気方式の問題点や注意事項については、今後も紹介していきたいと思っています。

参考:第一種換気と第三種換気 – それぞれの特徴とコスト、デメリット

ちなみに、建築会社がどんな方式にも対応できると仮定して、私が最も採用したい換気方式は、第三種ダクト式セントラル排気です。いや、CF(循環ファン)を併用した第一種全熱交換型ダクトレス換気システムも捨てがたいし、、、決められません。。

追記日経ホームビルダー2018年7月号では、「換気トラブル7つの死角」という特集が組まれています。私は読む気力がありませんが、見出しを読むと興味深い内容となっています。気になる方はチェックしてみてください。

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