ハウスメーカーで予算を抑える方法 | さとるパパの住宅論

ハウスメーカーで予算を抑える方法

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ハウスメーカーで家を建てるのはデパートで買い物をするようなものなので、同じ仕様の建物を建てる場合、工務店と比べるとどうしても高くなります。しかし、ハウスメーカーにしかないメリットも多数あります。どうしてもハウスメーカーで家を建てたい場合、予算を抑えるにはどうすればよいでしょうか。思いつくままにいくつか紹介します。

・規格住宅を採用する
ある程度規格が定められた商品がある場合、自由度が低い代わりに設定価格は低めです。三井ホームのセレクトオーダーのように、間取りを選べるものもあります。スウェーデンハウスにもSAKITATEという商品があります。これらはオプションを少なくし、構造をあらかじめ決めておくことで構造計算や打ち合わせの手間を省いて価格を抑えており、基本性能は本家と変わりません。

・なるべく標準仕様にする
標準仕様から選ばない場合、特注となり割高になります。標準仕様は多数の導入事例があるためクレームの多いものは採用されにくく、無難です。特注は施工ミスが起こりやすい傾向もあります。

・太陽光発電を採用しない
補助金が出るため推奨するハウスメーカーは多くありますが、初期費用の増加は避けられません。以前より安くなりましたが、電気の買い取り価格も下がる傾向にあります。電気設備であり、屋根材と比べると劣化は早いため、いずれ故障や付け替えで大きな出費も予想されます。儲けを期待して付けるものではないし、トータルで地球環境のために本当に良いかは個人的に疑問に思っています。断熱性能を上げて日射熱をうまく利用することこそ明らかに省エネになります。

・エコキュートやエネファームを採用しない
電気やガスを多く使用する大家族でない限りあまりメリットはありません。故障した場合の修理費が高い、地震で装置が倒れる可能性があるなどのデメリットもあります。採用して後悔した話もよく聞くので、慎重に検討しましょう。

・カーテンは自分で付ける
ハウスメーカーでカーテンを購入するより、自分で探して購入した方が安くなります。ハウスメーカーにはカーテンレールだけ付けてもらうこともできます。ただし、優秀なインテリアコーディネーターがいる場合は、専門家に任せた方が確実にオシャレにできます。

・照明も自分で付ける
ハウスメーカーの照明も高めなので、取り付け具まで施工してもらい、自分で購入した方が安くなります。ただし、ダウンライトはハウスメーカーに付けてもらった方が安心です。

・外構は別の業者に頼む
ハウスメーカーの外構も、たいてい高く付きます。外構(エクステリア)の業者は郊外には意外と多くあるものです。カーポートなどは大きなホームセンターでも行っている場合があります。いくつか見積もりを取って比較することをお勧めします。芝張や植木は自分でやれば安くできるし、愛着も沸きます。

・安直に契約しない
ハウスメーカーは契約を急ぐように値引きの提案を行ったりしますが、そのとき契約しなくても値上がりすることはほとんどないでしょう。あいまいなところを残して契約すると、後で予算を超過することがよくあります。大きな価格変動が生じる可能性はなるべく少なくしてから契約することをお勧めします。間取りだけでなく、フローリングや窓の仕様、キッチンや風呂のグレードもある程度決めておくべきです。住宅展示場は特注の高価な仕様がほとんどですが、大きな住宅展示場には標準仕様のモデルハウスがあったりするので、契約前に見学することをお勧めします。

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