効かないといわれても期待してしまう玄関用虫よけをまた付けた結果…

多くの住宅の玄関ノブにぶら下がっている虫よけ。

いかにも蚊に効きそうな感じですが、適用害虫は「ユスリカ・チョウバエ」のみであり、刺す蚊は適用対象外です。

このような製品を販売しているアース製薬、興和、大日本除虫菊、フマキラーなどの大手も、「根拠不十分で優良誤認にあたる」として、2015 年に消費者庁から措置命令が出されています(参考日経記事)。

・・・私も知っていました。

でも、ドアを開けた瞬間に何食わぬ顔で侵入し、激しいカユみを残していく忌々しい吸血鬼に遭うたびに。

ワラをもつかむ気持ちで、つい期待を寄せてしまいます。

ピレスロイド系の殺虫成分なら実際はユスリカだけでなくほかの虫にも効くのでは?

何億個も売れているのは、やっぱり効果があるってことでは?

風通しがよい空間では効かなそうだけど、うちの玄関ポーチは凹んでいて空気がよどんでいるから効くのでは?

・・・

もはや冷静な判断ができなくなり、何度目かもわかりませんが、またしても購入してしまいました。。

開封すると、「無臭タイプ」にもかかわらず強烈な薬品臭。
不快なニオイではありますが、蚊に刺されるよりマシだし、むしろ効きそう、と思うとガマンできるから不思議なものです。
「蚊に効く」なんて一言も書かれていないのに・・・。

数日後。

玄関前を見て、ようやく我に返りました。

またやってしまった!」と。

もう通じなくなっているかもしれないけれど、orz としか書きようがありません(語彙力)。

過去の記憶がフラッシュバックします。

何度見た光景でしょう。いい歳こいて、私はいったい何度同じ過ちを繰り返しているのでしょうか?

この記事を書いているのは、忘れやすくなった頭にこの記憶を叩き込み、今度こそ間違えないようにするためでもあります。

玄関ドアのすぐ上の天井にいた蚊(たぶんチカイエカ)の画像も貼っておきます。

写真には残していませんが、蚊は天井だけでなく、ドア付近に十数匹は居ました。
ドアノブ付近で休んでいる蚊も、虫よけのすぐ目の前を呑気に飛んでいる蚊も見つかりました。

これらの吊り下げ式の虫よけがまったく効果がないという証明はできません。
人を刺さないユスリカやチョウバエはドアの前にもともと少ないので、そこの効果はよくわかりません。

とりあえず、刺す蚊への効果は期待しないほうがいいと思いました。当たり前ですが。

なお、消費者庁は、このような製品に対して、どのメーカーに対しても、次の同文の指摘をしています。

あたかも、本件商品をベランダ等に吊るすなどするだけで、記載の範囲、記載の期間にわたり、本件商品から放出される薬剤により、ユスリカ及びチョウバエを寄せ付けないかのように示す表示をしていた。
消費者庁が、同社に対し、当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めたところ、同社は、表示に係る裏付けとする資料を提出したが、当該資料は、当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すものであるとは認められないものであった。

出典:消費者庁 News Release H27.6.18(PDF)

対象とされている虫に対する効果までもが疑わしいようですが、ごもっともな指摘と思います。
“素人考えでは効きそうな感じがして売れているけど効果が怪しい” という点で空間除菌グッズと似ていますが、虫は目で確認できるだけマシです。

蚊はどうにかしたく、室内用の蚊がいなくなるスプレー(Amazon)などは本当に効くと思うのですが、玄関などの屋外はやはり諦めるしかないのかもしれません。

ヒマがあれば次のような電撃殺虫ラケットを振り回すのもよいのですが、ときどき、通りすがりの人から視線を感じます。

そこは開き直って、
雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃(へきれきいっせん)!」と叫びつつ瞬殺しておけば大丈夫です。

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