全館空調でもカビは生えるしゴキブリは出る

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いくら全部屋の温度・湿度をコントロールする全館空調と言えども高湿度の環境ではダニが発生することは前回書きましたが、それだけではありません。残念なことに、カビやゴキブリも発生します。

三井ホームの他の住人からは「管理が行き届いていないからだ」と叱られるかもしれませんが、わが家のケースで実際のところを紹介したいと思います。

ゴキブリの出現状況

こんなにきれいな新築住宅にゴキブリは出ないのではないか、と前向き(?)に考えていたのですが、住み始めて数カ月後の深夜、ふと電気を付けると、大きなクロゴキブリが壁をはっているのが目に入りました。

「これは夢だな」と思い込もうとがんばりましたが、やっぱりどこからどう見てもゴキブリです。すぐにピアノの中に隠れてしまい、退治することはできませんでした。その後はほとんど目にしませんでしたが、数回、2~3 mm のゴキブリの赤ちゃんが現れたことはありました。

原因を考える

本当に出たとなると、問題はどこから発生したのかということです。自己評価では掃除は頻繁にしているほうだし、台所は常に清潔でゴミ箱にはフタが付いています。

たどり着いた答えは、引っ越し時の持ち込み物です。新居には家具をあまり置かず、なるべく新調するようにしましたが、ゴキブリを見た近くに置いてある古いピアノの内部は非常に怪しいところです。ここに潜んでいたり、卵を産み付けられていた可能性もあります。

他に、次の可能性もあります。

・観葉植物の植木鉢への付着
・引っ越し時に使用した段ボール
・ドアの開閉時の侵入

どれもありそうなルートです。

ちなみに近隣は畑もあり虫が多く、庭の壁にはよくゴキブリがいて、建て替え前の住宅では洗面所の排水口からムカデが上がってきたこともあるほどです。

そのような環境では、いくら住宅に問題がなくてもゴキブリをゼロにするのは難しいのかもしれません。ただ、旧住宅よりは確実に数は減っています。今後も増えないよう、注意していきたいと思います。

カビの発生状況

カビについても、全館空調なら発生しないのでは、と気楽に考えているところがありました。しかし、風呂場ではピンクカビなどが発生します。

風呂場のカビ

高断熱住宅では乾燥しやすいので風呂場はすぐに乾くと思っていましたが、これがそうでもなかったのです。最後の入浴時には掃除して水を抜き、水切り(以下のようなもの)で水気を切っていますが、それでも換気扇「弱」でドアを開けているだけでは翌朝に乾き切りません。

この方法で乾くのなら冬場の乾燥対策にもなり良いと思っていましたが、そうはいきませんでした。乾かないので、朝まで換気扇を強にして、室内の暖かい空気を熱交換もせずにただ捨ててしまっている状況です。風呂場がもう少し風通しのよい位置にあれば良かったのかもしれません。あるいは、扇風機やサーキュレーターを併用すればよいのかもしれません。

そんな状況なので、風呂場の床にはピンクカビが発生します。一番ひどいのは、浴槽と洗い場の間にあるフタの内部です。ここは毎日洗うわけにもいかず、湿気や栄養分がたまりやすい場所なので、当然ながらカビは発生してしまいます。

ただ、風呂場でも、壁や天井については今のところ問題ありません(以前のマンションは発生していました)。まだ新しいせいもあるかもしれませんが、やはり比較的すぐに乾くのが良いのでしょう。

居室のカビ

なお、風呂場以外のカビは発生していません。以前のマンションではタンスの裏や北側の窓付近にカビが発生することがありましたが、それはありません。空気の流れを遮る家具を置かないように気を付けていることもありますが、全館空調の換気がそれなりに機能しているおかげなのかもしれません。

そして何より、高断熱窓により結露がほとんどなくなったことが大きく影響していると考えられます。結露に起因する多くの悩みから解放されたことは、本当に良かったと思っています。

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