身長から歩幅を計算するツール

以下のフォームでは、身長と性別から歩幅を推計できます。式は、日本人の身長と歩幅の相関を調査した琉球大学の文献「身長と歩幅の相関に関する一考察:学生の歩測の事例から」(PDF)の結果を採用しています。

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身長から歩幅を計算する

ただしこれはあくまで概算値であり、歩幅には個人差が大きいため、1 割くらいズレることがあります。

精度を上げる方法

より精度を高めるには、直線上を 10 歩くらい歩いてからその距離を測り、歩数で割ることによって算出する必要があります。この距離を長くしたり、同じ 10 歩でも何度も歩いて平均的な距離を求めてから計算したりすると、さらに精度を高めることができます。

25m プールなど、距離がわかっている場所を何度も歩いて歩数を数えるのもよいかもしれません。

歩測が役に立つケース

なぜ歩幅を紹介したかというと、住宅の検討において非常に便利で役に立つからです。歩幅による距離の測定は「歩測」と呼ばれ、伊能忠敬も用いていたほど有用な測量手法の一つです。私は測量士補の資格がありますが、人目を気にせず一人で測定できて道具も要らないため、これが一番使用頻度の高い測定方法になっています。

どのようなケースで役立つかというと、間取りの距離感を確認したいときや、大雑把な外構計画を立てるときなどです。これらは厳密な精度が求められないので、歩測で十分です。距離のイメージは当てにならないので、計画段階で実際の距離を見てみることはとても大切です。

歩測は、大雑把な土地の確認に使うこともできます。登記簿(公簿)上の土地面積や図面は、実はかなりいい加減です。測量時期が古い図面は特に怪しく、ウソのようですが何倍も違うということもあります(理由の詳細は書籍『改訂新版 コワ~い土地の話』を参照)。

そんな実情があるため、図面よりも歩測のほうが正確な形状、面積を把握できたりします。少なくとも、大まかなチェックには十分使えます。

わが家の場合、登記簿上の土地面積が実際より小さく感じたため歩測で測量したところ、登記簿の面積より 2 割以上大きいことが推定できました。後に正確な測量を行ったところ実は 3 割も大きかったのですが、その実測値と歩測との誤差は 5% ほどでした。ちなみに歩測で測れるのは距離だけですが、土地をすべて三角形に分割して三辺の長さを測ると、角度と面積もすべて算出することができます。

三角形の3辺から角度を計算
三角形の3辺の長さから3角の角度を計算します。

みなさんも自分の歩幅を確認し、日常生活に活用してみてはいかがでしょうか。

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