耐震性を比較する方法2:過去の地震被害の実績

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以前の記事で、耐震等級3が望ましいが、それだけでは十分ではないことを説明しました。今回は、耐震性を比較する方法として、地震被害の実績を見る方法をご紹介します。

全国に長年住宅を建設しているハウスメーカーの耐震性を評価する際には、過去の実績を見ることが役立ちます。どのハウスメーカーも基本的な工法はあまり変化していないことが多いので、実際の地震で倒壊したのかどうかは重要な情報となります。

過去の大震災で被害がなかったメーカーは、そのことをホームページやカタログで必ず宣伝するはずです。したがって、それを宣伝していないメーカーは「倒壊があった」と推測できます。

阪神大震災、中越地震、東日本大震災、熊本地震についてすべて記載があれば信用できます。熊本地震について言及していない場合などは注意が必要です。また、これらのデータには必ず、「地盤に起因する被害などは除く」と書かれています。どんなに酷い倒壊に見えても、地盤が原因、とされると例外扱いとなります。

・ハウスメーカーの地盤に対する姿勢について
地盤補強には結構な費用がかかるため、家を売りたいハウスメーカーとしては、なるべく行わなくて済む地盤であることを願います。このため、自社で地盤調査を行っているハウスメーカーの場合、営業側の売りたいという思惑が働いて、必要な地盤調査が不要とされる可能性が高くなります。第三者機関が地盤調査を行っているハウスメーカーの方が、より信頼できると言えます。

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