朝5時頃、外が「カッカッカッカ」とうるさいなと思ったら、全館空調の室外機から異音が発生していました。
わが家の暖房は全館空調のみに依存しているため、壊れてたら大変です。
暖房がふつうに動いていることを確認してから、懐中電灯を持って室外機を見に行きました。
すると、室外機の上に 10cm ほどの雪が積もり、側面には氷が張り付いていて、つららまでできています。
異音の原因は、この氷が内部に入ってしまい、ファンに当たっているせいなのでしょうか。
大雪時の全館空調トラブル対処法
とりあえず、雪の場合の対処方法が三井ホームのオーナー向けサイト(三井ホーム倶楽部)に書いてあったことを思い出し、チェックしてみました。そこには、大雪時の対応として次の2点が書かれていました。
- 室外機の周りを除雪すること
- 室外機が凍り付いた場合はぬるま湯をかけて氷を溶かすこと
異音の発生については書かれていませんでしたが、概ねこのあたりが原因でしょう。一般的には、暖房の温風が温かくないといった症状が発生するようです。
雪が降っていたときは除雪することをスッカリ忘れていたため、ひとまず適当に雪を払い、明るくなるのを待ちました。
冷房運転で室外機の氷を溶かす
ぬるま湯をバケツで何度も運んでかけるのは重労働です。
が、要は室外機を温めて氷を溶かせばよいわけです。
室外機から冷風が出て雪解け水が凍るのは、熱交換により部屋を暖房しているから。反対に、部屋を冷房すれば、室外機からは温風が出ます。この温風を使えば、氷はすぐに溶けそうです。
そこで、家族が出かけた後、冷房によって室外機の氷を溶かす方法を試すことにしました。
8時過ぎに室外機を確認したときの写真が以下のとおりです。
よく見ると上の方に氷とつららがありますが、明け方と比べるとだいぶ減っており、異音もすでに消えています。
ほっておいても直る軽い症状だったようです。わが家の場合、雪が積もった状態のまま、一番寒い時間帯に強めの暖房を使ったから、問題が発生してしまったのでしょう。
それでも一応効果を試してみたいので、20分ほど冷房運転をした後の写真が以下です。
つららはほぼなくなり、残りの雪氷も手でかんたんに剥がせるようになっていました。ちなみに、家はほとんど冷えませんでした。
めでたし、めでたし
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