加湿器は気化式かスチーム式か、それとも…

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冬場は暖房を付けるとどうしても乾燥するため、マンション暮らしの頃から長年、除湿器を利用しています。三井ホームの全館空調には加湿機能もありますが、これだけで乾燥を防げる加湿能力はなく、あくまで補助的なものです。乾燥を防ぐには、わが家でも 1 台は加湿器を付ける必要があります。

加湿器の加湿方式には、スチーム式、超音波式、気化式、ハイブリッド式がありますが、どれも一長一短あります。見るべきポイントは、衛生面、消費電力、静音性、加湿量、管理のしやすさで、どれも欠かせない重要な要素です。しかし、すべてを高レベルで満足できる商品はなかなか現れません。毎年出る新商品も、たいして変わりはありません。

今のところ一番マシだと思うのは気化式ですが、ダイソンの超音波式加湿器は気になります。それぞれ簡単に紹介したいと思います。

気化式

気化式加湿器は濡らしたスポンジ(フィルター)に風を当てるという単純な仕組みになっています。加湿量は自然に調整され、部屋が乾燥しているほど多くなり、湿度が高いときは少なくなります。運転音も比較的静かで、消費電力がとても小さいのが最大の長所です。室温が低いと風が寒く感じますが、高断熱住宅で暖房している場合は問題ありません。

問題は、管理のしやすさと衛生面です。使用を続けると加湿フィルターが雑巾のような臭いになるため、月に一回以上、クエン酸やワイドマジックリンなどで洗浄する必要があります。これがなかなか面倒で、黄ばみも完全には取れません。

衛生面からいうと、スチーム式が一番安心です。

スチーム式

沸騰させるスチーム式は安全ですが、ミネラル成分が付着するので管理はそれなりに手間です。上のようなフィルターのない管理しやすいタイプがマシですが、沸騰音も寝室では気になるレベルです。

一番の問題は、消費電力が大きいことです。気化式の数十倍あるので、毎日使用していると電気代が月に 2 千円を超えることもあります。また熱くなるので、小さい子供がいる家庭では危険です。

この中間的なものとして、ハイブリッド式も人気です。

ハイブリッド式

この商品は加温できる気化式のような感じで、消費電力はスチーム式の半分程度です。ハイブリッド式は高価格という印象がありましたが、この商品は価格がそれほど高くなく、省電力モードにすると気化式として使用することもできるようです。フィルターの清掃はやはり手間ですが、Ag+ カートリッジ(別売…)は衛生面の効果が期待できます。

次に買い替えるなら、これにしようかと悩んでいるところです。

最後に注目したは、ダイソンの超音波式加湿器です。

超音波式

超音波式は省電力ですが、衛生面の問題が致命的でした。超音波式で発生するのは水蒸気ではなく水の細かい粒子になるため、雑菌がわくと呼吸器に直接入り込むことになります。消費者庁でも、超音波式加湿器で過敏性肺炎に至った事例が報告されています。

しかしこの商品では、紫外線で殺菌を行うため、その欠点が克服されているとのこと。少し加湿能力が弱いという問題はありますが、「管理がラクならばいいかも」と思ったのですが、価格が高すぎるし、週1と月1でメンテナンスが必要だったり、白い粉が付いたりという口コミもあります。やはり超音波式はやめておいた方がいい、というのが今のところの結論です。

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