エアコン

全館空調・エアコン

「換気できるエアコン」の注意点(換気量、換気システムへの影響)

換気に対する注目が集まっている昨今、「換気できるエアコン」が注目されています。感染症対策に限らず、適度な換気をムラなく行うことが重要なのは言うまでもありません。とはいえ、換気は通常、建築基準法で定められている24時間換気で行うものです。エア...
第一種換気

冷房期の第一種換気のデメリット?【熱交換換気と再熱除湿の関係】

第一種換気の熱交換換気は仕組みを知ると一見良さげですが、やや高コストであり、暖房期の省エネ効果はあっても年間の換気・冷暖房費合計の省エネ効果は実はあまり期待できなかったりします。北海道ほどの寒冷地でもあえて第三種換気が採用されているくらいな...
全館空調・エアコン

三井ホームの新しい全館空調システムについて【エアコン1台の全館空調】

ネット上ではまだ正式な発表が見つかりませんが(※)、三井ホームが実験を経て、ルームエアコン 1 台による安価な新しい全館空調システムを全国的にスタートさせたそうです。三井ホームを検討している方からパンフレット資料を拝見させていただきました(...
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全館空調・エアコン

エアコン畳数と断熱性能の関係(一般的な住宅の場合)

エアコンを選ぶ際の目安として畳数表記がありますが、これには多くの問題があります。必要なエアコン能力は、エアコンを使う場所、日射・断熱条件、気密性、エアコンの使い方などによって変わるからです。特に問題なのは、この畳数表記の基準が制定されたのが...
全館空調・エアコン

温暖地でエアコン能力を決めるのは暖房と冷房のどちらか?

エアコンを高断熱住宅で連続運転する場合にエアコンの畳数表示が役に立たないことはこちらで書いたとおりですが、エアコンを選ぶ際は暖房能力と冷房能力のどちらに重点を置くべきなのでしょうか。寒冷地で暖房能力が重要になるのは当然ですが、関東南部などの...
湿度管理

夏のエアコン連続冷房時の最大消費電力を調べた結果、再熱除湿はやはり高い

一般には暖房費のほうが冷房費よりも高いものですが、ひと月の電気代で比べると、わが家の最高は 8 月です(2018 年の全館空調電気代)。夏の電気代の単価が高いせいもありますが、温暖地では冷房費も軽視することはできません。全館連続冷房を行った...
全館空調・エアコン

高断熱住宅に最適なエアコン能力を検討する(全館空調は非効率?)

高断熱住宅で全館暖冷房を行う場合、エアコンに関して、大は小を兼ねるものではありません。エアコンの効率は出力によって左右され、低い出力だと効率(燃費)が大きく悪化してしまうからです。ここでは、わが家のケースで使用電力量の実態を調べた結果から、...
全館空調・エアコン

全館暖房の誤解と本質【エアコン付けっぱなしは不要?】

全館暖房と似たような言葉として、全室暖房、24時間暖房、暖房連続運転などがあります。本質的な意義はどれも同じだと思うのですが、言葉から受けるイメージはそれぞれ微妙に異なります。そこで、共通する本質と、誤解について補足したいと思います。全館暖...
全館空調・エアコン

高断熱ペアガラスでエアコンを連続運転するとどうなるか?【アンケート結果】

当サイトでは住宅についていろいろ述べていますが、個人的には最大の問題が解けていません。それは、結局のところ、どういう住宅がお勧めなのか、という問題です。さまざまな住宅の問題やメリット・デメリットはある程度把握していても、限られた予算で、日本...
全館空調・エアコン

冬のエアコン連続暖房時の最大消費電力を実測してみた結果

エアコンを連続運転するときに一番高い負荷がわかれば、それに見合う暖房能力のエアコンを選定すればよいという考えから、当サイトでは「暖房負荷から必要なエアコン能力(kW)を計算するツール」というものを公開しています。高断熱住宅では過剰な能力のエ...