高気密高断熱住宅

高気密高断熱住宅

窓の断熱性能を表す U 値の注意点

窓の断熱性能を比較する指標は、熱貫流率(U 値 )です。窓の内外で温度差が 1 ℃あるとき、単位時間あたりに窓面積 1㎡ を通る熱量(W)を表したもので、単位は W/(㎡・K) です。値が小さいほど熱を通しにくく、断熱性能が高いことになりま...
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防犯合わせ複層ガラスは必要か

戸建て住宅に侵入する泥棒の7割は、窓から侵入します。これを防ぐには、死角を作らない、防犯アラームやセンサーライトを設置するなど総合的な防犯対策が必要になります。侵入をあきらめさせる基本的な対策は、ガラス破りに時間がかかる窓にすることです。大...
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関東以西の温暖地でトリプルガラスは必要か?

技術大国日本にしては意外なことに、窓ガラスの断熱性能や気密性能は世界的に見て低レベルなものでした。しかしながら最近は LIXIL や YKK AP などの大手メーカーが樹脂サッシやさまざまな複層ガラスを発売しており、以前よりは高性能な窓が手...
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マンションの断熱性能を考える

一軒家と異なり、マンションでは熱損失係数(Q値)や外皮平均熱貫流率(UA値)のような断熱性能値が示されることはありません。マンション全体でQ値やUA値を算出することは可能でも、個別の住宅では外気に面する面積の割合が少なく、区画の配置や隣接す...
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発泡プラスチック断熱材の問題点(コスト、シロアリ、耐火性)

近年、高断熱・高気密住宅として、硬質ウレタンフォームなどの発泡系プラスチックの断熱材を採用する住宅が増えています。ハウスメーカーでは、一条工務店や新昭和(ウィザースホーム)などが採用しており、FPの家という工務店グループでも採用しています。...
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断熱性能は窓、壁、換気で決まる(部位別の断熱性能比較)

住宅の断熱性能を上げるためにはどうすればよいでしょうか。まず始めに、壁と窓の熱貫流率(W/㎡・K)を確認し、比較してみましょう。熱貫流率とは、材料の厚みが考慮された、熱の伝えやすさを表す指標です。値が小さいほど熱を通しにくく、断熱性能が高い...
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ふつうの高気密・高断熱住宅と本当の高気密・高断熱住宅

次世代省エネ基準の高断熱・高気密住宅では本当に快適な住環境は得られません。関東以西でも北海道レベルの高断熱・高気密住宅にするメリットについて説明します。
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ハウスメーカーが熱損失係数Q値を良く見せるカラクリ

ハウスメーカーが試算値として発表しているQ値が実際より2~3割良い(低い)ということは以前の記事で紹介しましたが、そのことについて詳しく検討してみます。まずは、Q値とUA値について細かく見ていきます。Q値は、「建物全体の熱損失量」を「床面積...
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断熱性能を示すQ値とUA値の違いと注意点

断熱性能を示すQ値とUA値の違いと注意点について解説します。UA値は複雑な形状で熱損失量が増えることが考慮されず、熱交換換気も考慮されません。一方、Q値は天井高が高い、屋根断熱をしているなど、表面積が大きいと不利になる傾向があります。
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低コストで高断熱・高気密を実現する仕様

高くなりがちな高断熱・高気密仕様を安く実現するにはツーバイシックスがお勧めです。木造軸組工法で高断熱・高気密にする方法についても検討しています。