木造住宅で木材腐朽菌(シイタケ)を育ててみた | さとるパパの住宅論

木造住宅で木材腐朽菌(シイタケ)を育ててみた

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全館空調では家中の温度が年中変わらないので、生き物の飼育には適しています。

わが家で飼っているメダカは冬でも卵を産むくらいなので、一部の熱帯魚はヒーターなしでも飼えるかもしれません。

7 月に捕まえたカブトムシが、かろうじて 12 月まで生きていたりします。

いろいろ育ててみたなかで一番のお気に入りは、シイタケ栽培です。

シイタケは木材腐朽菌の一種ですが、住宅に使うほとんどの樹種で繁殖せず、湿度条件もあるので、木造住宅で栽培しても問題はないでしょう。

といっても本格的な原木栽培ではなく、かんたんなシイタケ栽培キットによる栽培です。

別に全館空調でなくても季節によっては栽培できるのですが、全館空調ではおそらく年中栽培が可能です。

シイタケの菌糸は 25 ℃前後で成長が最も活発になり、30 ℃以上の高温には弱く、冬には 4~5 時間は 20 ℃以上で管理できる必要があります。

全館空調なら年中問題ありません。発芽促進のために日中と夜間の温度差を 10 ℃以上つけたほうがよいという情報もありましたが、わが家では問題なく 3 サイクルの収穫が可能でした。

このシイタケ栽培キットでは、毎回 20 個ほどのシイタケが採れます。

スーパーで買うより安く栽培できるのでお得ですが、一気に発生するので使い切れません。そのため、余った分は網に入れて干しシイタケにすることにしています。干しシイタケはビタミン D を増やすため日に当てたほうがいいのですが、全館空調では室内干しで干しシイタケを作ることもできます。

全館空調は高かったけど採用してよかった、と思うことにします。

子どもが喜ぶと思って始めたシイタケ栽培で、はじめ興味津々だった子どもは 1 回で飽きてしまいましたが、食材としては家族全員に好評です。

ちなみに、このシイタケ栽培キット、購入するなら栽培容器付きがおすすめです。容器無しの袋栽培のほうが安く栽培できるのでそうしたのですが、袋がシイタケに触れると良くないし、見た目にも美しくないので、容器を買えばよかったと後悔しています。

栽培についての詳細は、楽天のページが詳しいです。

※ すぐに栽培開始できるときに購入し、2 サイクル目以降は穴を開けてから浸水させるのがコツです。

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