セメダイン目地シール(かべシール)とヤヨイジョイントコークAの比較

ピカピカの新築住宅に住んでから一番最初に劣化が目に付く箇所は、壁紙(クロス)の隅のコーキング(シーリング)です。

1~2年もすると、壁/天井間などに施されているコーキングが乾燥収縮し、隙間が目立つようになってしまいます。特に白い壁紙では、わずかなすき間でも黒いヒビが入っているように見えるため、見映えに大きく影響します。

こんな感じです。

わが家の場合、このような箇所が1年目に多数発生したため、ハウスメーカーに補修を依頼したところ、今後も増え続けるので2年目点検まで待って欲しいと言われました。それまで我慢しましたが、いざ2年目点検になると多くの補修箇所がスルーされそうになり、再び念を押すことによってようやく対応してもらうことになりました。
しかし、その後も上の写真のようにヒビは発生するし、保証が切れた今、クロス補修は有償工事になってしまいます。

そこで、目に付く箇所のコーキングは DIY でやることにしました。
はじめはドラッグストアで売っていたセメダインの「目地シール」を購入しましたが、白すぎない別の色も欲しくなったので、ヤヨイ化学の「ジョイントコークA」も追加購入しました。

この2製品についての違いや注意点を紹介したいと思います。

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セメダイン目地シールとヤヨイ・ジョイントコークAの共通点と概要

両者はともに水性アクリル系の充填剤です。
使用時は木工用ボンドのような質感ですが、水分が乾くと硬めのゴムのようになります。
重さを測って調べたところ、どちらも数日で 15~20% ほど肉やせ(収縮)していました。

セメダインの目地シールは入手のしやすさが抜群で、近所のドラッグストアでも小さなホームセンターでも取り扱っていました。
ただし売られている色はホワイト一色で、サイズは 100g しかありません。価格はたしか 3百円程です。

ヤヨイのジョイントコークは近所では販売していませんでしたが、Amazon などで 500g 入りが 500円前後で販売されていて、全部で 40色もあります。

これだけ色が多いと逆に悩みます。私は目地シールのホワイトより暗めの色も欲しいと思い、ジョイントコークでは「ライトアイボリー」を購入したのですが、実際に使ってみると色の差はわからないほどでした。公式の色見本のPDFはありますが、あまり参考になりません。

なお、セメダインからは「かべシール」という製品も販売されていて、こちらは 500g 入りで 11色と種類も豊富なので、ヤヨイのジョイントコークと対比する製品は、本来こちらです。セメダインに「目地シール」と「かべシール」の違いを確認したところ、同じ成分で単に規格違いの製品とのことです。

使い方の動画をいくつか YouTube で探してみたところ、業者の方はほぼ、ヤヨイのジョイントコークを使用していました。
わが家の建築業者もヤヨイを使用していたので、業界では定番商品のようです。

私としては、ちょっとした補修には目地シールで十分ですが、少し使用量が多くなりそうな場合や、色にこだわりたい場合にはヤヨイのジョイントコークがお勧めです。

YouTube の使用解説動画やそのコメントを見ていると、コーキングには職人によってさまざまな「こだわり」があることに気づきました。チューブのカットの仕方からコーキングの幅、指でなぶることの是非など、説明することが人によって違います。

とりあえず商品の説明書きによると、指を使うことは「あり」であり、かべシールの標準塗布量は「目地巾5㎜×深さ5㎜」とのことです。

こだわりが生まれる理由は実際に使ってみるとわかるので、最初は段ボール箱などで試用し、試行錯誤してみることをお勧めします。

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目地シールとヤヨイ・ジョイントコークAを比べてみた

せっかく両方購入したので、セメダインの目地シール(かべシールも同等)と、ヤヨイのジョイントコークAとを比較してみました。

使いやすさ

目地シールは 100g と軽いので手首が疲れないという利点はありますが、総合的にはヤヨイのジョイントコークが使いやすいと思いました。ジョイントコークのほうがノズルの肉厚が薄いので、角にフィットさせやすく、きれいに塗ることができます。

保存性

保存性に関しては目地シールが優れます。
ジョイントコークは一気に使いきれないほどの量があるのに、キャップをきちんと密閉できないという欠点があります。このために時間をおくと固まってしまい、ノズルの先端が詰まりがちです。再度使用するときは、クリップなどで硬化した部分を除去しなくてはなりません。

伸縮性

伸縮性は結構差があります。
目地シールは硬化後は硬めで引っ張るとすぐ切れるのに対し、ジョイントコークAは切れずによく伸びます。私にはよくわかっていませんが、なんとなく、伸びるほうが良い気はします。

ベタつきと汚れやすさ

乾燥後にベタつきがあるとホコリが付着しやすくなるので、ベタつきは重要です。
上などからホコリが降り積もる箇所にコーキングを行う場合は特にそうです(逆に、垂直方向や壁/天井ラインで使用する際は気になりません)。

この点に関して、触った感じでは、ヤヨイのほうが若干ベタつきが少ない感じがしました。

しかし、比較のためにコピー用紙に付けたコーキング材に庭の土をブシャーっとかけてみると、以下のようにヤヨイ・ジョイントコークAのほうが土ぼこりが付きやすいという結果になりました。均等にぶっかけたかどうか、あまり自信がないのですが。。

なお、ヤヨイ化学からはジョイントコークMという、よりベタつきが抑えられた製品も販売されています。商品説明によると、ジョイントコークAは内コーク方式での使用が勧められていて、外コーク方式にはジョイントコークMが適しているとのことです。

内コークと外コークって何?と思いましたが、ヤヨイ化学のWebページによると、

壁紙の剥がれ防止を目的に、コーナー・見切り部の下地(壁紙裏)側にコーキングを行う内コークに対し、壁紙を貼り付けカットした後、表面から主に美観を目的にコーキングを行うことを外コークと言います。

とのことです。

伸縮性はAが上ですが、汚れにくさを含めて美観を求めるならMがよいのでしょう。この違いを解説した動画も公式にあります(こちら)。

私は安かったので Amazon でジョイントコークAを購入しましたが、Mのほうが良かったのかもしれません。

とりあえず、冒頭のヒビの箇所はこんな感じに補修でき、遠目では目立たなくなりました。ヘラやマスキングテープは使いませんでした。

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