全館空調の節電で電気代はどれだけ安くなるか

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三井ホームの全館空調の電気代がどうなるのかを確認するため、今年一年ほどはあまり設定をいじらない運転を試していました。その結果、こちらで公開しているように、やはりそれなりに高いことがわかりました。換気を含む空調だけで、年間約 12 万円です。この電気代はなるべく削りたいので、今後はいかに快適性を損なわずに全館空調の電気代を落とせるかを検討したいと思います。

節電の方法

設定温度の見直し

夏に冷房の設定温度を上げ、冬に暖房の設定温度を上げる、というのが確実に効果のある方法です。が、快適な温度に慣れきった家族の反対もあり、別の方法を探ることにしました。

セーブ運転の活用

最初に東芝の担当者から全館空調の説明を受けたときも、あまり設定温度を変更したりせずに付けっぱなしにするように言われたように思います。しかし、全館空調「スマートブリーズII」には「セーブ運転」というモードがあります。説明書によると設定温度の条件が緩まるだけのようですが、外出時や就寝時にはこれを利用することが推奨されています。そこで、今後はこれを、外出時に限らず毎日 9 時間ほど、積極的に利用しようと思っています。しかし、セーブ運転は解除したときに一時的に消費電力が上がりそうなので、効果がない可能性もあります。

春と秋の冷暖房オフ

確実に効果がありそうなのは、春と秋の自動運転をやめることです。全館空調で自動運転モードにしていると、春ごろ、日中は冷房なのに夜は暖房になっている、ということがあります。冷たい風と暖かい風を同じ日に受けるのはどうも気持ちが悪いので、今後こういうときは、冷暖房を止めるか、付けるにしても冷房か暖房のどちらかだけを使うようにしようと思います。こういう日に冷暖房を止めていても室温は大して変わらないので、こういう季節の空調は付けるだけ無駄です。

再熱除湿を使用しない

再熱除湿は弱冷房除湿より 1.5 倍の電力を消費するため、これをやめると節電になります。しかし、これをやめると、冷房運転が止まったときに湿度が上昇し、部屋干しの洗濯物が乾かなくなります。部屋干しに頼る我が家ではやめられません。

節電効果の推計

節電世帯との比較

どのくらいの節約になるか結果が出るには時間がかかるな、と思いましたが、ふと、義親世帯の家の電気使用量と比べればいいことに気が付きました。義親はわが家と同時に同じ三井ホームの全館空調の家に住み、断熱性能のレベルがほぼ同じで、住み始めから節電に熱心だからです。義親はとても倹約家で、「せっかくの全館空調なのに」と思うほど、設定温度を緩めたり、セーブ運転を活用したりしています。この電気代と比べれば、セーブ気味に使用した場合にどのくらい節電できるかがわかります。さっそく確認したところ、これまでの約 10 カ月間の電気使用量の合計は、我が家の 5,000kWh に対し、義親は 4,400kWh でした。1 割ほどの差のようです。ただし、義親の家の方が大きいので、面積比も考慮すると、3 割近く消費電力を落とすことも可能なのかもしれません。

固定の電気代と節約可能な電気代

ちなみに、全館空調用の低圧電力契約では、基本料金が 3,140 円かかります。また、換気には毎月 85 kWh を消費するので、約 1,320 円かかります。つまり、冷暖房をまったく使用しなくても、毎月約 4,500 円、毎年 5 万円超は空調の電気代がかかることになります。節約可能な電気代は、換気を除く冷暖房分のみで、我が家の場合約 6 万円になります。

我が家の推定節電可能額

それでも、消費電力を 3 割落とすことができれば、2 万円ほど電気代が安くなり、空調の電気代は年間 10 万円程度になるものと予想されます。義親ほど徹底して節電できるか自信はありませんが、これから 1 年、これを実証してみたいと思っています。

追記:節電やめました

義親並みの節電を試みようと思ったのですが、やっぱり諦めました。冬に義親の家で集まる機会があり、快適さに欠けることを体感してしまったのです。集まる前日から設定温度を高めにしたようなのですが、床が温まりきっておらず、足元が寒いのです。こんなことをしても年 2 万円くらいしか変わらないのなら、無理して節電しない方がマシ、という結論に至りました。

今後の節電策は、セーブ運転と、春夏の冷暖房オフだけを、快適さを損なわない範囲で試してみようと思っています。

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