注文住宅を建てるときに考えていなかったのが、ごみ収集日までに燃やすゴミを一時的に保管する場所です。
地域によっては週2回しか収集がなく、生ごみが含まれる場合、室内に置いておくと悪臭が発生してしまいます。
かといって、ゴミ袋を屋外にそのまま置くと、カラスなどの野生生物に荒らされてしまいます。
屋外用のゴミ箱が必要になるでしょう(以下例)。
ただ、屋外用のゴミ箱を設置するにしても、夜にゴミを外に出しに行くのも面倒だし、掃除したり、台風時に飛ばないようにしたりする必要があり、あまり乗り気になれません。
結局、燃やすゴミは勝手口のあたり(室内)に一時保管することにしています。そのため、ゴミが臭うときは、勝手口の周囲が数mにわたって臭くなります。ちなみに勝手口のあたりの換気は給気口しかなく、換気経路を考えると排気口を付けるべきだったと少し後悔しています。
室内保管の場合、ゴミからの悪臭発生はなるべく避けたいものですが、全館空調や全熱交換換気を採用している住宅の場合は特に良い気がしません。
換気の際、室内の空気をそのまま捨てるのではなく、水分を含めてその一部を回収し、また室内に送っているからです。
ゴミ臭を家中に再拡散されるのは勘弁です。
なお、私は実生活で気にならないので、わざわざテストしたことはありません。
このように生ごみを室内で保管する方法では、ちょっとした工夫で悪臭をほとんど発生しないようにすることができます。
その工夫とは、臭いの発生源を防臭袋に入れて捨てることです。
この防臭袋はオムツを使っていた頃に知って愛用していたのですが、その効果は汚物だけでなく、魚などの生ゴミ臭もほぼ完ぺきに漏らしません。ただのビニール袋ではいくら完璧に密封しても二重にしても臭いが漏れますが、これを使うとなぜか漏れません。
強烈な臭いが発生しやすい生ごみは動物性たんぱく質であり、わが家では骨付きの魚くらいなのでそれほど出番はなく、結構長持ちします。
BOS の防臭袋はオムツを卒業しても使い続けており、おすすめです。
なお、植物性の生ごみに関しては、以前設置したコンポストが今も活躍しています。
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