快適住宅を実現するチェック項目 7 つ | さとるパパの住宅論

快適住宅を実現するチェック項目 7 つ

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住み心地の良い、健康で快適な住宅を実現するために必要なことを、重要だと思う順にチェックリストにまとめてみました。

各項目の理由については要点のみを紹介するので、詳しくは各関連記事をご覧いただければ幸いです。

なお、ここでは「快適さ」だけに焦点を当てているため、経済的な最適解ではなかったりと、万人にお勧めできるものではないことをご了承ください。

この結論は、わが家を建てる際に考慮したことに住んでわかった反省点を加えたものであり、わが家もこの条件をすべて満たしているわけではありません。

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チェックリスト

□ 耐震等級 3 を確保している

高断熱のメリットを受けるには長期にわたって高気密を維持する必要があり、そのためには地震などによる変形が小さい必要があります。ツーバイ工法などの面構造の工法を採用するか、制震装置を付けることがお勧めです。

関連記事:
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面構造と軸組工法
C値(相当すき間面積)について

□ 熱損失係数(Q値)が 1.6 以下である

Q 値 1.9 以下でもなかなか快適になると思いますが、さらに部屋間の温度差が小さい Q 値 1.6 以下はもっと快適です。関東南部を基準にしているので、寒冷地の場合はもっと高断熱である必要があるでしょう。HEAT20 G2 レベルが目安です。

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□ 相当すき間面積(C値)が 1.0 以下である

すき間風による悪影響や湿度管理の観点からは、できる限り高気密であることが求められます。また、第三種換気が機能するためには最低でも C 値 1.0 以下が必要でしょう。

関連記事:
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□ 日射遮蔽を徹底している

日射の管理を適切に行わないと、どの季節でも暑くなりすぎる可能性があります。逆に、冬に入る日射しは足元を暖かくしてくれるので、うまく取り入れたいものです。

関連記事:
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□ 換気による熱損失・湿度管理を工夫している

夏は 60% 以下、冬は 40% 以上の快適な湿度範囲を実現するには、過剰な換気を避けたり、換気やエアコンを効率的に利用することが大切です。

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□ 冷風が人に直接当たらない位置にある

エアコンなどの風は直接当たらないようにしたほうが快適です。第三種換気の場合、給気口から入る冷気に注意を払うことも重要です。

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□ 寝室の窓にシャッターがある

窓だけでは暴風雨のときに雨音がうるさいので、寝室には雨戸やシャッターが必要です。

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今のところ以上です。

その他、気づいたら追記します。

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